
大学生のワーホリは就活で不利?
どうしたら就活で有利になるの?
ワーホリのメリットとデメリットは?
こんな疑問を持つ、大学を休学してワーホリするかお悩みの学生におススメの内容です。
こんにちは、うっきぃです。
「ワーホリ=遊び留学」と思われ、あまりいいイメージがないと悪評のあるワーキングホリデー。
ですが留学が当たり前になった時代に、ワーホリすら行かなかった学生は就活でどう思われるでしょうか?
英語力を採用の判断基準にする企業が半数を超える今、「大学時代に何をやっていた?」と企業から見向きもされないのがオチです。
交換留学のような高い英語力もいらず、費用も安いワーホリを活用すれば、就活で他の学生から抜きんでることは間違いありません。
大学を休学するリスクを負ってまでワーホリを成功させるには、どうすればいいかを深掘りしていきます。
この記事で分かるのはこんなことです。
- 休学ワーホリをオススメする理由
- 休学ワーホリのメリットとデメリット
- 休学ワーホリが失敗する理由
- 休学ワーホリを成功させる方法
それではさっそく見ていきましょう!
休学ワーホリをオススメする理由
大学生のうちにワーホリをすることは、リスクよりもはるかにコスパが高いからです。
ワーホリは、現在日本と協定を結んだ26か国で若者が【仕事+語学+遊び】を自由にカスタマイズ出来るビザ制度です。最高の異文化体験を大学生のうちにしておきたい理由がこちら↓↓↓
- 大学側も協力的になったから
- 英語吸収力が高いから
- 交換留学より英語力が求められないから
ひとつずつ、詳しく見ていきましょう。
大学側も協力的になったから
休学費用(在籍料)が、無料または安価になったからです。
一昔前までは私立大学では学費の半分など、高い休学費用がネックになっていました。ですが留学を後押しするために、休学費用を5~20万円程度に下げる大学が増えてきました。

国公立大学なら休学費用は無料!
この特権を使わないなんてもったいない!
まだあなたが高校生で大学での休学ワーホリを検討しているならば、志望校の休学費用について調べておくといいですね。
またはワーホリより評価の高い、海外大学進学も今なら選択出来ます。英語力の高いフィリピンの大学なら、日本の私立大学より安く学位を取得することが可能ですよ。

英語吸収力が高いから
20歳そこそこならば、英語力の伸びしろは無限大だからです。
年齢を重ねれば重ねるほど記憶力も、聞き取り能力も衰えてしまいます。少しでも若いうちに英語の環境にどっぷり浸かれるということは、それだけで大きな財産になります。

人間は聞き取れないと、発音出来ないの。
耳のいい若いうちに英語耳をつくることは重要だよ。
年を取ると聞き取れる音域がどんどん狭くなるので、1歳でも若い時期に行くべきです。
30歳で行くよりも20歳で行く方が、定着率も吸収率も比べ物にならないと分かりますね。
交換留学より英語力が求められないから
交換留学を勝ち取るほどの英語力は必要ないからです。
大学生と言えば「交換留学」がメジャーですが、実際その切符を手に入れることが出来るのはほんの一部の学生だけです。
どうしても留学したければ、英語圏ではない国に行くしかないこともあります。さらに「交換留学生」は大学の代表であるため、アルバイト禁止などルールも厳しく設定されています。

規則を破ったり、単位を落とせば強制送還されることもあるよ。
型にはまった生活しか出来ないんだね。
その点『休学ワーホリ』なら英語力に関係なく、だれでも自分で好きな国を選んでいけます。これは大きな利点ですね。
休学ワーホリのメリットとデメリット
休学ワーホリがどれだけ意味があるか分かったところで、気になるメリットとデメリットについても見ていきましょう。
メリット
新卒で就活できる
一番のメリットがコレです。
新卒を重視する日本では、大学卒業から空白期間を設けずにスムーズに就職出来ることが一番大きな利点と言えます。

第二新卒を受け入れる企業はまだまだ少ないからね。
それに大手は新卒採用しかしてないし。
「いつかは海外に出てみたい」という憧れがあるなら、社会人になってから挑戦するより、はるかにリスクが低いと言えます。
資格を取れば就活で有利
引用先:「上場企業における英語活用実態調査2013年」報告書
上のグラフで分かるように、大企業の8割以上が将来的に英語力を採用の判断基準にすると統計が出ています。
王道のTOEICや、外資系に有利なTOEFLなどの国際的に通用する資格で高スコアを取れれば就活で圧倒的に有利になります。

通常23~26歳でのワーホリが多いの。
新卒でのハイスコアは希少価値があるから必ず目に留まるよ!
ワーホリが遊んでいると思われる原因は、「努力の形が何も残らないから」です。
日本の大学でサークル、バイトに明け暮れた学生よりも、ワーホリで海外経験を積んだのに「遊んでいた」と思われるのはそのためです。
しっかりとした目的を持って形になるものを持って帰れば、就活生の中で大きくリード出来ることは間違いありません。
キャリアが途切れない
社会人になってからワーホリをしようとすれば、ほとんどの場合が退職しなければいけません。
そのため何の資格や強みを持たない人は、帰国後圧倒的に不利になってしまい再就職で苦労することになります。

セブで会ったワーホリ準備コースの人は看護師さんだったよ。
ネイリスト、美容師などの資格を持った社会人がワーホリに行くケースが多いのはそのためです。
一度社会人を経験すると、再就職する際に「職歴」を見られるのでかなりハードルが上がります。無資格の人は即戦力になる要素がないので、空白期間がネックになってしまうのです。
自由な時間のある大学生のうちに目的を持って渡航出来れば、想像以上のレベルアップが望めます。想像以上のいい企業に就職することも可能になるので、理想の職場を辞める必要がなくなりますね。
デメリット
卒業が1年遅れる
友人たちが就職先が決まっていく中で、年下の学生たちと授業を受けなければいけません。
以前の友人たちとは話も時間も合わなくなり、疎遠になってしまいます。さらに友人たちが一流企業への内定が決まった話が耳に入れば焦りも生まれることになります。
渡航前は理解していたつもりでも、実際体感すると辛く感じるかもしれません。

私は海外大学を選んだから、卒業は友達より半年遅れなの。
やりたいことをするためだから、人生のプラスになると考えてるよ。
採用担当者も「浪人や留年も多い。1~2年が誤差の範囲」と受け取るので、不利になる要素はないと自分を鼓舞して頑張りましょう。
資格がなければ就活で不利
「ワーホリに行ったから○○を取得した」という何か形を残せないと不利になります。
遊んだだけと言われるのがこの問題です。
理系でも英語力が判断されるので、プラスアルファでIT系の資格まで取れれば鬼に金棒ですね。
マイクロソフトオフィシャルスペシャリスト(MOS)やマイクロソフト認定資格(MCP)など世界で通用する資格に挑戦することは大変有意義なことです。

資格取得者を企業情報に載せている会社も多いよ!
それだけ注目されてる資格ってことだね。
語学学校で英語の勉強をするだけでなく、海外で受験できる国際資格も取得して、大きなスキルアップを目指しましょう。
仕事が限られる
現地の募集内容が「大卒以上」「〇年以上経験」など、大学生には厳しい条件のものが多いからです。
それ以外の仕事にしても、現地のネイティブとバイト先を争わなくてはなりません。英語力の低い日本人は、都市部のジャパレス(日本食レストラン)に落ち着く場合が多く、就活で評価されにくくなります。
少しでも有利な仕事に就けるように、英語力とコミュニケーション能力を高めておく必要がありますね。
休学ワーホリが失敗する理由
就活で不利になる、休学ワーホリで失敗してしまう人には同じ理由があります。以下に挙げる3点を解決してからワーホリに挑みましょう。
- 行けば何か変わると考えている
- 帰国後のビジョンがない
- 予算がぎりぎり
詳しく見ていきましょう。
行けば何か変わると考えているから
『他人任せの受け身思考』の人は失敗します。

「今のままいけじゃマズイから、環境を変えれば何か得られるだろう」
「とりあえず海外に行けば、何かやりたいことを見つけられるだろう」
などと周囲からの影響だけを期待しているなら要注意です。
せっかくのチャンスを活かせず、海外にいるのに日本にいるのと大差ない生活をして気づけば帰国の日になっていたという人に多い理由です。
「自分がこうなりたいから海外に飛び出すんだ」という明確な目的がないと、ただ海外で生活しただけになってしまいます。
勿論それでも1年間海外生活を送れたことは、あなたにとって大きな自信となることは間違いありません。ですが就活を意識した大学生ならば、目に見える形を得られないのは失敗と言えます。
帰国後のビジョンがないから
帰国後は復学して、以前の大学生活を送ることになることを忘れてはいけません。
あなたが大きく変化して多様な価値観を持ち帰っても、復学することが前提です。
その時に当たり前だった境遇が嫌になって、大学を辞める選択をしてしまう人がいるのも事実です。
そうならないように、しっかりと目的を持った渡航をして、『なんのためにその目的を決めたのか?』まで胸に刻んでワーホリに挑んでください。

外資系企業で働きたいから、TOEIC800を取るぞ!
IT企業で働きたいから、MOSを取るぞ!
ボランティアをして現状を発信するぞ!
など「何のためにワーホリに行くのか」を言葉で言えないと、最悪大学中退の可能性も出てきます。
行く前に目的をしっかり決めておけば、学びたい内容によって1年間のプランニングが大きく変わってきます。1日も無駄にすることがないよう、将来に向けたワーホリを実現させましょう。
予算がぎりぎりだから
生活のためのバイトに明け暮れて、何のためのワーホリか分からなくなるからです。
国によっては1年間フルタイムで働けるため、交換留学に比べてワーホリは金銭的に余裕があります。

バイト代を当てにした予算を組むと、計画倒れで帰国せざるを得ない状況になるよ。
現地ですぐ仕事が見つかるとは限りませんし、お金がなくて我慢ばかりの生活ではせっかくの海外生活を満喫出来ません。
通常1年のワーホリで、現地の語学学校代も含めると200万はかかると言われています。予算を増やすことが出来なければ、事前に格安のオンライン語学学校で英語力の底上げをしてコスト削減に取り組むことをお勧めします。
休学ワーホリを成功させる方法
貴重なお金も時間も使い、人生をも左右させるかもしれないワーホリです。
どうすれば成功するワーホリが出来るのか、気を付けるべき注意点を見ていきましょう。
- 英語力を上げておく
- 日本で出来ることをしない
- 2年次までに渡航する
英語力を上げておく
現地で語学学校に通うと、その分費用も時間も無駄になってしまうからです。
金銭的にもコストダウンするためにはフィリピン留学をした後、希望国でワーホリに挑戦する「2か国留学」が主流となってきています。
全くの英語初心者でも1,000時間勉強すれば日常会話レベルまで話せるようになるので、フィリピンで3~4ヶ月語学学校に通えば現地で仕事が見つかりやすくなります。

フィリピンなら朝から晩までびっちり授業だから短時間で大きな効果も見込めるね。
欧米の語学学校は費用が高い上に、授業時間が短いため、日数を増やさないと1,000時間を達成することが出来ません。
エージェントを使って、ワーホリ準備コースのある人気の語学学校をお得に選びましょう。
≫高い?安い?【留学エージェント】を使うメリットとデメリットを解説
日本で出来ることをしない
ついやってしまいがちですが、このような状態になってしまったらどこの国にいても一緒なので要注意です。↓↓↓
とにかく外出して現地の人と交流を深め、そこでしか受けれない刺激を受けることがワーホリ成功のカギになります。
世界中にネットワークを広げるチャンスは今しかない!と時間を惜しんで行動してください。
2年次までに渡航する
3年次になると、就活が本格化します。
各企業がインターンシップを始めたり、説明会などで就活が忙しくなってしまいます。
そのため、ワーホリにピッタリの時期は2年次ということになります。

特に外資系企業は早い時期から始まるから、少しでも早い方が有利だね。
国に寄って募集人数や期間がまちまちなので、1年次の時間に余裕があるうちに準備を終わらせましょう。希望国への切符を手に入れるためには、人より先に行動することが先決ですよ。
まとめ
大学生が就活で有利になるために、休学してワーホリに行くべき理由についてお話してきました。
最後に【成功させるワーホリのポイント】をおさらいしておきましょう。
- 事前に英語力を底上げしておく
- 言葉に出来る目的を持つ
- ワーホリの証の資格を取得する
- 現地では活発に活動する
- 2年次までに渡航する
フィリピン語学学校での勉強効率を上げるために、事前にアプリで下積みを作っておけばさらにコストを削減することが可能です。