
フィリピンの大学費用の内訳って?
どんな科目を履修するの?
学生たちの交流はどうしてるの?
こんな疑問を持つ、フィリピンの大学の学費内訳や科目など詳しく知りたい方にオススメの内容です。
こんにちは、うっきぃです。
コロナ禍の中、オンラインでフィリピンの大学の授業が始まりました。
大学指定の方法で入金が出来なかったり、大学のシステムがってダウンして授業開始が延長になったり、学生証を発行して貰えなかったり、フィリピンあるあるが目白押しです。
今回は実際入学した人しか分からない、学費の内訳はどうなのか、履修科目はどんなものがあるのか、オンライン授業での学生同士の交流についてお話していこうと思います。
この記事で分かるのはこんなことです。
- 大学前期費用の内訳
- 履修科目について
- 学生同士の交流
フィリピンの大学正規留学に必要なことは、こちらの記事に詳しく経験談を載せていますので、参考にしてくださいね。
»【フィリピン大学正規留学】いつまでにどんな準備が必要?流れを説明

それではさっそく見ていきましょう!
大学前期費用の内訳
娘はフィリピンの地方都市バギオにある私立大学、【セントルイス大学】のマーケティングマネージメント学部に在学中です。
2,000校以上あるフィリピンの大学の中で2021年度ランキング12位の私立大学ですが、日本の大学と比べるとと偏差値は50程度しかありません。
授業は英語で行われるので、実際はそれより少し高いイメージです。
»【フィリピン大学正規留学】バギオのセントルイス大学を徹底調査
セントルイス大学のマーケティングマネージメント学部前期分の入金合計がこちら↓↓↓
学費内訳 | ペソ | 円 |
入学金 | 2,135 | 4,869 |
授業料 | 21,808 | 49,722 |
実験料 | 100 | 228 |
運動費(1年目) | 343 | 782 |
文化費(1年目) | 126 | 287 |
歯科治療費(1年目) | 114 | 260 |
ガイダンス費(1年目) | 885 | 2,127 |
図書館利用料(1年目) | 1,110 | 2,531 |
医療費(1年目) | 341 | 777 |
登録料(1年目) | 1,623 | 3,700 |
活動費(1年目) | 74 | 162 |
視聴覚&IT開発費(1年目) | 416 | 948 |
保険料 | 100 | 228 |
インターネット料 | 250 | 570 |
ID発行料 | 350 | 798 |
研究開発費(1年目) | 150 | 342 |
App-Sem | 300 | 684 |
水処理費 | 114 | 260 |
初年度前期分合計 | 30,339 | 69,275 |
送金手数料 | 3,000 | |
支払い合計 | 72,275 |
なんと、私立大学の前期分の支払い合計が、入学金を含めてもわずか72,275円でした。
日本の大学からしたら考えられない金額ですよね。1年目だけ支払うものが多かったので、後期はもっと安くなると予想されます。
ちなみに他の学部も数100ペソも変わらない金額でした。

「ドラゴンペイ」が指定されてるけど、日本からは払えないの。
現地のエージェントスタッフに送金してなんとか降り込めたよ。
不測の事態が多いので、エージェント契約は必須ですよ!
»【フィリピン留学Hub】激推!親身になってくれる留学エージェント
学費は安いですが、入学までには想像以上に出費がありました。授業料と現地の生活費の安さだけでフィリピンへの大学を検討している方はぜひこちらの記事を読んで検討してくださいね。
»【フィリピン】大学正規留学の意外な落とし穴!注意点を徹底解説

履修について
フィリピンの大学は日本に比べて休みが少なく、土曜も朝から晩までガッツリ授業があります。
夏休みや冬休みも1ヶ月もありません。東南アジアの大学生はとても熱心に勉強するので、バイトもせず放課後はカフェで勉強が定番です。

フィリピンには学生ビザで入国するから、バイトはしたくでも出来ないよ。
時給のいい日本で、帰省したときに出稼ぎするのがベストだね!
そんなフィリピンの大学ではどんな科目を勉強するのか見てみましょう。
とにかく連絡が遅い
大学合格発表後(G.W明け)、大学のポータルサイトに入学金の支払いが終わったら履修のガイダンスをそのうちするというザックリしたアナウンスがありました。

ま、基本そんな感じ。
何日の何時からって言ってもまともにその通りになることはないなー。
合格発表も担当者がいないとか謎の理由で伸び伸びだったよ。
授業開始と言われていた日の3日前でもポータルサイトにアクセス出来ないんです。

授業料払った後に大学側から音信不通…。
不安しかない…。
結局、大学に問い合わせたエージェント側から延期になったと言われたと連絡を受けました(相変わらずいつに延期かまでは分からない)。
毎度こんな感じで、とにかく予定が立ちません。エージェントを通さず、自力でやっている方もおられますが、かなり危険なのでプロに任せることをおススメします。
科目について
セントルイス大学のマーケティングマネージメント学部の履修科目がこちらになります。↓↓↓
- Basic Microeconomics
- The Entrepreneurial Mind
- Human Behavior In Organazation
- Marketing Management
- Art Appreciation
- Living In The It Era
- Mathematics For Business
- God’s Journey With His People
- Reading In Phillipine History
- Physical Activity Towards Health And Fitness
日本の大学では必要な単位数を考えながら自分で履修科目を選びますよね。ですが、セントルイス大学は上の科目を全て取るように最初から決められていました。
気になる時間割はこちら↓↓↓
BATCH1~3に分かれていて、1セメスターを前期、中期、後期と分けて履修します。娘やBLOCK2のクラスで、一緒に勉強するクラスメイトは「Block Mate」と呼ばれます。
短いものは1コマ1時間ですが、長いものはなんと7:30~12:30までぶっ続けであるという地獄のカリキュラムです。

課題も多いし、受験生並みに勉強しなきゃついていけない!
平日1日休みを作ることも出来ないし、オンラインとは言えバイトするのは結構厳しいよ。

事前情報で宗教の授業は選択制だから大丈夫って聞いてたのに、週3回も入ってる。大丈夫かなぁ~
連絡は全てGmail
今までは大学のポータルサイトに指示が出ていました。
ですが、授業の段階になると大学側から個人のアドレスが割り当てられ、教授たちからの指示は全てGメールで届くようになります。

モタモタしてたら20通くらいメールが来てて大慌て!
やっと登録出来たら、翌日から授業開始って怖くない?
登録出来なかったら知らないまま授業スタートしてたってことだよね…。
「いつ頃ポータルサイトに出るから確認してね」と大学側からアナウンスがあっても、なかなかアップされません。やっとアップされたと思ったら期限が明日とか普通に言われるので毎度のことながら驚きます。

しわ寄せが全部こっち側に来ているような…。
分からないことがあったら教授に直接メールをしなくちゃいけないので、最初はちょっと勇気が要りますよね。
日本の大学も今は同じシステムなんでしょうか?
学生同士の交流について
日本同様、当然SNSです。
フィリピン人はfacebook普及率が異常に高いので、学生は間違いなくfacebookをやっています。
各教授たちからクラスに招待され、メンバーのリストが公開されるとストーカー並みに色んな人にメッセージを送りまくりました。
フィリピン人の驚愕のSNS利用についてはこちらの記事でも解説しています。

タガログ語が飛び交ってたけど、リーダー的な子が「留学生がいるからタガログ語はだめよ」って言ってくれて英語だけになったよ。
顔写真は日本みたいな誰か分からない盛りまくった写真はないね(笑)
日本アニメの人気も高く、日本語を勉強している学生もいて、かなり娘はWELCOMEモードで可愛がられている様子です。

肉食系の多いフィリピン人男子から、「早く会いたいね」「彼氏はいるの?」とアプローチが凄いよ。
日本人がモテるって言われる意味が分かった(笑)
バギオ大学は留学生が多いことも有名ですが、セントルイス大学も留学生を取り込むために努力していると聞いていました。
ですが蓋を開けてみると、マーケティングマネージメント学部に関しては、どうやら留学生は娘だけのようです。

ここまでいないとは正直想定外!
授業でタガログ語や現地語が増える可能性が増えるよね。
今のうちにフィリピン人の友達作っておかないとヤバイ!
まとめ
フィリピンの大学に正規留学する場合の学費内訳や学部の科目について、最新の生の情報をどこよりも詳しくお届けしてきました。
海外の大学への留学を検討されている方にとって、なかなか突っ込んだ内容だったのではないでしょうか?
最後にポイントをおさらいしておきましょう。
- 入金はドラゴンペイが指定されている
- 入学金は5,000円、前期の授業料は5万円
- 履修科目は有無を言わさず指定される
- 月曜から土曜まで授業はびっちり
- 学生はグループチャットで情報交換
コロナ禍で、いつもとは勝手が違うため大学側も後手後手に回ってしまうケースが多いです。
未曾有の事態のため、それは日本の大学でも同じ状況だと思います。ですが、やはり海外なので対応の遅さは日本人の感覚からしたらかなりヤキモキさせられますね。
時間はかかりますが、クリアできた時の達成感も大きいのでこのペースで娘と二人三脚頑張っていきます。
次は授業内容についてUPする予定ですので、お楽しみに!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。