むすこくん
ベトナムはどうして人気の移住先なの?
ベトナムで年金生活することは出来る?
ベトナムへの老後海外移住を検討している方におすすめ!老後移住のメリット・デメリットも詳しく解説します。
こんにちは、うっきぃです。
移住先として近年毎年10%も移住者が増えているベトナム。登録されていない日本人在住者も含めると、なんと3万人はいると推定されています。
世界で17番目に日本人が多いとされるベトナムですが、どうしてここまで人気なのか気になりますよね。
今回は、「現地で就業せず、老後に年金生活する」という観点からベトナムでの生活を考えてみようと思います。
老後だからおすすめ出来るところ、逆に老後だから難しいところも詳しくお届けします。
この記事で分かるのはこんなことです。
- 老後にベトナム移住は可能なのか?
- 老後のベトナムプチ移住がおススメの理由
- 老後のベトナムプチ移住をおススメしない理由
ベトナム以外の老後移住についてはこちらの記事をご覧ください。
»【ジョージア移住】条件改悪!それでも滞在してみたいその理由とは?

【ジョージア移住】条件改悪!それでも滞在してみたいその理由とは?
ノマド天国としてキラキラ情報が溢れるジョージア。「約1年の長期滞在」と「月5万で生活出来る物価の安さ」で移住者が急増していましたが、ここにきて制度改正!それでもジョージアに滞在したいなら、メリットとデメリットをしっかり把握しておきましょう。
»【移住人気2位タイ】バンコクの生活ってどんな?注意点が知りたい!
»移住人気1位を独走中!マレーシアの生活ってそんなにいいの?
それではさっそく見ていきましょう!
老後にベトナム移住は可能なのか?

結果から言うと、ベトナム人と結婚しない限り永住は出来ません。
推定3万人はいるとされる日本人在住者ですが、永住者となるとその数わずか250人と激減します。それは他の国にあるリタイアメントビザがないからです。
娘ちゃん
就業せずに長期滞在しようと思ったら3ヶ月間有効の観光ビザを取得するしかないよ。
それ以上は一度出国して、再入国すれば合計半年は滞在出来ます。
それ以上になると183日ルールが適用されて、税金を納める必要が出てきます。
東京、大阪、福岡にある大使館で3ヶ月マルチビザ(3ヶ月間出入国自由)を事前に取得しておくことをおススメします。東京なら即日発行出来ますが、大阪・福岡は2営業日かかります。
うっきぃ
郵送でも対応できるので、遠方の人は直接大使館まで行く必要はないよ。
面倒だったら代行業者にお願いするのも手だね。
ビザランが問題になっていて、ビザなしで入国した場合、30日間空けないと再入国は出来ません(30日ルール)。本来2020年7月に撤廃予定の制度でしたが、コロナの影響で延期になってしまいました。
事前に観光ビザを取得しておけば、30日ルールは適用されません。90日間ベトナムに滞在して日本に1週間帰国後、すぐベトナムに戻ることが可能です。
娘ちゃん
ベトナムは現役世代の移住は可能だけど、就労しない老後移住は出来ないんだね。でも老後のロングステイは出来るから、おすすめポイントを見てみよう!
老後のベトナムプチ移住がおすすめの理由

東南アジアの中で、日本に文化が一番近いと言われています。そのため移住へのハードルが低いのも人気の秘密ですね。人気のポイントを書き出してみましょう。
主食が米である
移住で一番気になるのは、やはり食文化ですよね。
日本人にとって、米が主食というだけで安心出来ます。更にアジアでも少ない箸文化なのも身近に感じるゆえんですね。肉はまだ高いので、新鮮な野菜と魚がメイン料理なのも老後の食生活には好印象!
妹ちゃん
だからほっそりした人が多いんだね。
アオザイを切るベトナム女性はとっても素敵!
料理に関しても、東南アジアで一番美味しいと言われるには理由があります。日本と同じようにスパイスなどの香辛料をあまり使わない味付けなので、日本人に受け入れられやすいんです。
うっきぃ
台湾の八角とか、タイのパクチーみたいな不慣れな香辛料がないってことか。
ニオイは結構重要だもんね。
フォーなど優しい味付けが多いのも、老後移住で人気の理由ですよね。
さらにあまり知られていませんが、日本より茶葉の栽培も盛んなんです。レストランでお水の代わりにお茶が出てくるのも日本人にとって嬉しいポイントですね。
日本食レストラン・日本の食品・日本の雑貨が多い

親日家として知られるベトナムですが、近年日本食ブーム到来中です。
ホーチミンだけで300店舗、ベトナム全体で770店舗もの日本食レストランがあるんですよ。現地人向けに日本食屋台まで出来、安くて美味しい日本食が気軽に食べられるようになりました。
うっきぃ
人気の移住先として定番のマレーシアやシンガポールより安く日本食を食べられるのは嬉しいね!
割高感はありますが、イオンやセブンイレブン、ファミリーマートやダイソーもあるので、簡単にお馴染みの日本製品を手に入れることが出来ます。
コストをある程度かけられれば、日本と変わらない生活を送ることも可能ですね。
日本語の通じる病院や歯科がある
ホーチミン1区にあるロータスクリニックは日系の病院です。
その他にも日本語専用デスクのある病院もたくさんあり、難しい専門用語を外国語で聞かされる心配もありません。
娘ちゃん
年を重ねれば、病院は必須!
医療体制が充実してるのは大事なポイントだね。
日本人移住者が定着しているシンガポールやタイに比べれば、医療技術は劣りますが、これからの進歩には十分期待できます。
妹ちゃん
ベトナムは第二言語が英語か日本語なの。
だから若い人は日本語を話せる人が増えてるんだよ!
日本人が住みやすい条件がどんどん整っていく、それが今のベトナムです。
お手伝いさんを時給250円程度で雇える

老後移住の醍醐味として、家事をして貰うお手伝いさんを雇うのは憧れですよね。ベトナムならその夢が叶いますよ!
ベトナム人のお手伝いさんの時給は5~6万VND(約240~290円)。日本食を作って欲しければ、スキルに合わせて時給もアップします。
休日出勤や残業をお願いする場合は7~8万VND(約340~390円)程度になり、ボーナスは年に1回旧正月の時に一ヶ月分渡すルールです。
うっきぃ
英語が話せる人などスキルを求めればその分料金も上がります。自分の家に立ち入る人なので、料金より人柄を重視したいところですね。
自然災害が少ない

ベトナムは台風や豪雨などの自然災害が少ないことをご存知でしょうか?
東北大震災で震災を経験した人がこぞってマレーシアに移住したのは、マレーシアには地震がないからです。
今、世界中で異常気象が続き、日本でも毎年どこかで水害が起きていますよね。どこでいつどうなるかは誰にも分かりませんが、リスクが少しでも少ないところに移動しようと考えるのも一つの方法だと感じます。
妹ちゃん
老後、少しでも自然災害の面で安心したいと考えるならベトナムをロングステイの候補地に入れるのは正解です。台風時期は屋根にブルーシートを張ったり、家を補強したりと日本にいたら大変ですからね。
老後のベトナムプチ移住をおススメしない理由

老後のベトナムロングステイのおススメポイントをお伝えしましたが、次はおススメ出来ない部分もクローズアップしてみます。
良い面、悪い面両方を比べてどちらがあなたにとって比重が大きいか考えてみてくださいね。
湿度が高く、害虫が多い

1年を通して湿度が高く、乾季でも湿度70%を越えます。
そのため食べ物も傷みやすく、ジメジメした環境が好きな害虫(ヤモリ、ゴキブリ、ヘビ、ネズミ、蚊など)が多くなってしまいます。
娘ちゃん
日本と違って食品管理が出来てないから、売ってる時点で傷んだ食品も多いよ。
自己防衛のために予防接種をお勧めするよ。
同じアジアで留学生が接種する予防接種について解説しています。ぜひこちらの記事も参考にしてくださいね。↓↓↓
»フィリピン留学に必要な予防接種は3種類【費用・回数・注意点】
うっきぃ
ヤモリは常に窓に張り付いてるよ。
虫やカビとの闘いになるから、苦手な人は東南アジアは避けたほうがいいね。
ベトナムの雑貨には湿気を吸う竹細工や藁細工が多いのはこのためです。先人の知恵を活用しましょう!
ホコリとクラクションに悩まされる

ベトナムでは中古車の輸入が禁止されているため、車を所有できるのは新車を購入できる富裕層のみなんです。
しかも市内を走る電車もありません。
結果、一般の人はバイクを利用することになり、通勤ラッシュ時は無数のバイクで沿道の粉塵が舞い上がり、クラクションが鳴り響きます。
妹ちゃん
そんな時にオススメの空気清浄器があります!
なんとリストバンド型の空気清浄器で、イオンがアレル物質を包み込んで落下させる画期的な商品なんです。PM2.5を98%も除去し、加齢臭や汗のニオイまで消臭してくれる優れものです。
むすこくん
これだけカンタンな方法でガード出来るなら、やらない手はないぞ!
\電源不要で継続期間2年!手首に着けるだけの空気清浄器/
うっきぃ
ホコリや騒音に悩まされないように物件探しはなるべく道路からはなれた場所を探そう!
毎朝クラクションに悩まされるのは嫌ですよね。都市部を避ける、主要道路から離れるなど工夫が必要です。
スリやひったくりが多い
東南アジアでは治安が良いとされていますが、日本の感覚とは当然違います。銃の発砲事件は日本と同等ですが、スリやひったくりなどの軽犯罪は日常茶飯事です。
娘ちゃん
日本人というだけでも目を付けられやすいから、要注意だよ!
バイクですれ違いざまにスマホやバックをひったくられる被害が続出しています。また、オープンカフェのテラス席で椅子に荷物を置くことも危険です。
リュックやウエストポーチですら抜き取られていますので、防犯用のバッグを使い、高価な装飾品を身に付けないことも大事です。
バスが乗車・降車時に完全に止まらない
日本では考えられませんが、しっかり止まらないのでスピードを落としたバスから乗り降りしなければいけません。
当然バスによって速度が違うので、たまたま普段よりスピードを落としてくれないバスに乗ってしまった場合は降りる際よろけてこけてしまうこともあります。
妹ちゃん
そんな危険すぎるバスなんて絶対乗れないね。
危険すぎるよー
お年寄りがバスに乗ることは辞めたほうがいいと感じます。市内を走る電車はさきほどないといいましたが、地下鉄メトロが2020年5月から順次開通し始めています。
ですが、日本人に人気の居住地にはあまり関係のない路線なので乗る機会はないかもしれません。そうなると移動はタクシーのみということになりますね。
うっきぃ
ホーチミン市内なら移動範囲が少なくて済むし、タクシーも安いからタクシー移動が無難だね。
物価が徐々に上昇している

日本に比べるとまだまだ物価は安く、3分の1程度と言われています。
ですが、現地で労働者を守ろうという法律が出来、人件費やサービス料が軒並み値上がりし始めています。
そうなってくる物価が底上げされることになり、老後移住者にとっては苦しい状況になってしまいます。
娘ちゃん
現地の物価や治安、汚染状況などがわかる情報サイトNUMBEOを使ってみて。
現地の人達が常に最新情報を更新してくれてるから、リアルな数字が分かるよ。
NUMBEOの詳しい使い方についてはこちらの記事をご覧ください。自由にカスタマイズ出来るので、自分のライフスタイルなら一ヶ月当たりどれくらいかかるかが具体的にわかりますよ。
まとめ
移住先として注目株のベトナムに老後移住するメリット・デメリットについて見てきました。
最後におさらいしてみましょう。
- 主食が米である
- 日本食レストラン・日本の食品・日本の雑貨が手に入る
- 日本語の通じる病院や歯科がある
- お手伝いさんを時給250円程度で雇える
- 自然災害が少ない
- 湿度が高く、害虫が多い
- ホコリとクラクションに悩まされる
- スリやひったくりが多い
- バスが乗車・降車時に完全に止まらない
- 物価が徐々に上昇している
良い面・悪い面を比較してどう感じましたか?やはり日本人なので、日本を超える国はないと思います。
それでも海外へ行って違う生活をしてみたい、常識を覆したいと考えているなら、ベトナムへの老後プチ移住は大変価値のある経験だと思います。
日本がマイナスになる真冬だけ、温かいベトナムに移住するという選択肢もアリではないでしょうか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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ベトナムはどうして人気の移住先なの?
ベトナムで年金生活することは出来る?
ベトナムへの老後海外移住を検討している方におすすめ!老後移住のメリット・デメリットも詳しく解説します。
こんにちは、うっきぃです。
移住先として近年毎年10%も移住者が増えているベトナム。登録されていない日本人在住者も含めると、なんと3万人はいると推定されています。
世界で17番目に日本人が多いとされるベトナムですが、どうしてここまで人気なのか気になりますよね。
今回は、「現地で就業せず、老後に年金生活する」という観点からベトナムでの生活を考えてみようと思います。
老後だからおすすめ出来るところ、逆に老後だから難しいところも詳しくお届けします。
この記事で分かるのはこんなことです。
- 老後にベトナム移住は可能なのか?
- 老後のベトナムプチ移住がおススメの理由
- 老後のベトナムプチ移住をおススメしない理由
ベトナム以外の老後移住についてはこちらの記事をご覧ください。
»【ジョージア移住】条件改悪!それでも滞在してみたいその理由とは?

【ジョージア移住】条件改悪!それでも滞在してみたいその理由とは?
ノマド天国としてキラキラ情報が溢れるジョージア。「約1年の長期滞在」と「月5万で生活出来る物価の安さ」で移住者が急増していましたが、ここにきて制度改正!それでもジョージアに滞在したいなら、メリットとデメリットをしっかり把握しておきましょう。
»【移住人気2位タイ】バンコクの生活ってどんな?注意点が知りたい!
»移住人気1位を独走中!マレーシアの生活ってそんなにいいの?
それではさっそく見ていきましょう!
老後にベトナム移住は可能なのか?

結果から言うと、ベトナム人と結婚しない限り永住は出来ません。
推定3万人はいるとされる日本人在住者ですが、永住者となるとその数わずか250人と激減します。それは他の国にあるリタイアメントビザがないからです。
娘ちゃん
就業せずに長期滞在しようと思ったら3ヶ月間有効の観光ビザを取得するしかないよ。
それ以上は一度出国して、再入国すれば合計半年は滞在出来ます。
それ以上になると183日ルールが適用されて、税金を納める必要が出てきます。
東京、大阪、福岡にある大使館で3ヶ月マルチビザ(3ヶ月間出入国自由)を事前に取得しておくことをおススメします。東京なら即日発行出来ますが、大阪・福岡は2営業日かかります。
うっきぃ
郵送でも対応できるので、遠方の人は直接大使館まで行く必要はないよ。
面倒だったら代行業者にお願いするのも手だね。
ビザランが問題になっていて、ビザなしで入国した場合、30日間空けないと再入国は出来ません(30日ルール)。本来2020年7月に撤廃予定の制度でしたが、コロナの影響で延期になってしまいました。
事前に観光ビザを取得しておけば、30日ルールは適用されません。90日間ベトナムに滞在して日本に1週間帰国後、すぐベトナムに戻ることが可能です。
娘ちゃん
ベトナムは現役世代の移住は可能だけど、就労しない老後移住は出来ないんだね。でも老後のロングステイは出来るから、おすすめポイントを見てみよう!
老後のベトナムプチ移住がおすすめの理由

東南アジアの中で、日本に文化が一番近いと言われています。そのため移住へのハードルが低いのも人気の秘密ですね。人気のポイントを書き出してみましょう。
主食が米である
移住で一番気になるのは、やはり食文化ですよね。
日本人にとって、米が主食というだけで安心出来ます。更にアジアでも少ない箸文化なのも身近に感じるゆえんですね。肉はまだ高いので、新鮮な野菜と魚がメイン料理なのも老後の食生活には好印象!
妹ちゃん
だからほっそりした人が多いんだね。
アオザイを切るベトナム女性はとっても素敵!
料理に関しても、東南アジアで一番美味しいと言われるには理由があります。日本と同じようにスパイスなどの香辛料をあまり使わない味付けなので、日本人に受け入れられやすいんです。
うっきぃ
台湾の八角とか、タイのパクチーみたいな不慣れな香辛料がないってことか。
ニオイは結構重要だもんね。
フォーなど優しい味付けが多いのも、老後移住で人気の理由ですよね。
さらにあまり知られていませんが、日本より茶葉の栽培も盛んなんです。レストランでお水の代わりにお茶が出てくるのも日本人にとって嬉しいポイントですね。
日本食レストラン・日本の食品・日本の雑貨が多い

親日家として知られるベトナムですが、近年日本食ブーム到来中です。
ホーチミンだけで300店舗、ベトナム全体で770店舗もの日本食レストランがあるんですよ。現地人向けに日本食屋台まで出来、安くて美味しい日本食が気軽に食べられるようになりました。
うっきぃ
人気の移住先として定番のマレーシアやシンガポールより安く日本食を食べられるのは嬉しいね!
割高感はありますが、イオンやセブンイレブン、ファミリーマートやダイソーもあるので、簡単にお馴染みの日本製品を手に入れることが出来ます。
コストをある程度かけられれば、日本と変わらない生活を送ることも可能ですね。
日本語の通じる病院や歯科がある
ホーチミン1区にあるロータスクリニックは日系の病院です。
その他にも日本語専用デスクのある病院もたくさんあり、難しい専門用語を外国語で聞かされる心配もありません。
娘ちゃん
年を重ねれば、病院は必須!
医療体制が充実してるのは大事なポイントだね。
日本人移住者が定着しているシンガポールやタイに比べれば、医療技術は劣りますが、これからの進歩には十分期待できます。
妹ちゃん
ベトナムは第二言語が英語か日本語なの。
だから若い人は日本語を話せる人が増えてるんだよ!
日本人が住みやすい条件がどんどん整っていく、それが今のベトナムです。
お手伝いさんを時給250円程度で雇える

老後移住の醍醐味として、家事をして貰うお手伝いさんを雇うのは憧れですよね。ベトナムならその夢が叶いますよ!
ベトナム人のお手伝いさんの時給は5~6万VND(約240~290円)。日本食を作って欲しければ、スキルに合わせて時給もアップします。
休日出勤や残業をお願いする場合は7~8万VND(約340~390円)程度になり、ボーナスは年に1回旧正月の時に一ヶ月分渡すルールです。
うっきぃ
英語が話せる人などスキルを求めればその分料金も上がります。自分の家に立ち入る人なので、料金より人柄を重視したいところですね。
自然災害が少ない

ベトナムは台風や豪雨などの自然災害が少ないことをご存知でしょうか?
東北大震災で震災を経験した人がこぞってマレーシアに移住したのは、マレーシアには地震がないからです。
今、世界中で異常気象が続き、日本でも毎年どこかで水害が起きていますよね。どこでいつどうなるかは誰にも分かりませんが、リスクが少しでも少ないところに移動しようと考えるのも一つの方法だと感じます。
妹ちゃん
老後、少しでも自然災害の面で安心したいと考えるならベトナムをロングステイの候補地に入れるのは正解です。台風時期は屋根にブルーシートを張ったり、家を補強したりと日本にいたら大変ですからね。
老後のベトナムプチ移住をおススメしない理由

老後のベトナムロングステイのおススメポイントをお伝えしましたが、次はおススメ出来ない部分もクローズアップしてみます。
良い面、悪い面両方を比べてどちらがあなたにとって比重が大きいか考えてみてくださいね。
湿度が高く、害虫が多い

1年を通して湿度が高く、乾季でも湿度70%を越えます。
そのため食べ物も傷みやすく、ジメジメした環境が好きな害虫(ヤモリ、ゴキブリ、ヘビ、ネズミ、蚊など)が多くなってしまいます。
娘ちゃん
日本と違って食品管理が出来てないから、売ってる時点で傷んだ食品も多いよ。
自己防衛のために予防接種をお勧めするよ。
同じアジアで留学生が接種する予防接種について解説しています。ぜひこちらの記事も参考にしてくださいね。↓↓↓
»フィリピン留学に必要な予防接種は3種類【費用・回数・注意点】
うっきぃ
ヤモリは常に窓に張り付いてるよ。
虫やカビとの闘いになるから、苦手な人は東南アジアは避けたほうがいいね。
ベトナムの雑貨には湿気を吸う竹細工や藁細工が多いのはこのためです。先人の知恵を活用しましょう!
ホコリとクラクションに悩まされる

ベトナムでは中古車の輸入が禁止されているため、車を所有できるのは新車を購入できる富裕層のみなんです。
しかも市内を走る電車もありません。
結果、一般の人はバイクを利用することになり、通勤ラッシュ時は無数のバイクで沿道の粉塵が舞い上がり、クラクションが鳴り響きます。
妹ちゃん
そんな時にオススメの空気清浄器があります!
なんとリストバンド型の空気清浄器で、イオンがアレル物質を包み込んで落下させる画期的な商品なんです。PM2.5を98%も除去し、加齢臭や汗のニオイまで消臭してくれる優れものです。
むすこくん
これだけカンタンな方法でガード出来るなら、やらない手はないぞ!
\電源不要で継続期間2年!手首に着けるだけの空気清浄器/
うっきぃ
ホコリや騒音に悩まされないように物件探しはなるべく道路からはなれた場所を探そう!
毎朝クラクションに悩まされるのは嫌ですよね。都市部を避ける、主要道路から離れるなど工夫が必要です。
スリやひったくりが多い
東南アジアでは治安が良いとされていますが、日本の感覚とは当然違います。銃の発砲事件は日本と同等ですが、スリやひったくりなどの軽犯罪は日常茶飯事です。
娘ちゃん
日本人というだけでも目を付けられやすいから、要注意だよ!
バイクですれ違いざまにスマホやバックをひったくられる被害が続出しています。また、オープンカフェのテラス席で椅子に荷物を置くことも危険です。
リュックやウエストポーチですら抜き取られていますので、防犯用のバッグを使い、高価な装飾品を身に付けないことも大事です。
バスが乗車・降車時に完全に止まらない
日本では考えられませんが、しっかり止まらないのでスピードを落としたバスから乗り降りしなければいけません。
当然バスによって速度が違うので、たまたま普段よりスピードを落としてくれないバスに乗ってしまった場合は降りる際よろけてこけてしまうこともあります。
妹ちゃん
そんな危険すぎるバスなんて絶対乗れないね。
危険すぎるよー
お年寄りがバスに乗ることは辞めたほうがいいと感じます。市内を走る電車はさきほどないといいましたが、地下鉄メトロが2020年5月から順次開通し始めています。
ですが、日本人に人気の居住地にはあまり関係のない路線なので乗る機会はないかもしれません。そうなると移動はタクシーのみということになりますね。
うっきぃ
ホーチミン市内なら移動範囲が少なくて済むし、タクシーも安いからタクシー移動が無難だね。
物価が徐々に上昇している

日本に比べるとまだまだ物価は安く、3分の1程度と言われています。
ですが、現地で労働者を守ろうという法律が出来、人件費やサービス料が軒並み値上がりし始めています。
そうなってくる物価が底上げされることになり、老後移住者にとっては苦しい状況になってしまいます。
娘ちゃん
現地の物価や治安、汚染状況などがわかる情報サイトNUMBEOを使ってみて。
現地の人達が常に最新情報を更新してくれてるから、リアルな数字が分かるよ。
NUMBEOの詳しい使い方についてはこちらの記事をご覧ください。自由にカスタマイズ出来るので、自分のライフスタイルなら一ヶ月当たりどれくらいかかるかが具体的にわかりますよ。
まとめ
移住先として注目株のベトナムに老後移住するメリット・デメリットについて見てきました。
最後におさらいしてみましょう。
- 主食が米である
- 日本食レストラン・日本の食品・日本の雑貨が手に入る
- 日本語の通じる病院や歯科がある
- お手伝いさんを時給250円程度で雇える
- 自然災害が少ない
- 湿度が高く、害虫が多い
- ホコリとクラクションに悩まされる
- スリやひったくりが多い
- バスが乗車・降車時に完全に止まらない
- 物価が徐々に上昇している
良い面・悪い面を比較してどう感じましたか?やはり日本人なので、日本を超える国はないと思います。
それでも海外へ行って違う生活をしてみたい、常識を覆したいと考えているなら、ベトナムへの老後プチ移住は大変価値のある経験だと思います。
日本がマイナスになる真冬だけ、温かいベトナムに移住するという選択肢もアリではないでしょうか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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