
フィリピン人は何でタトゥーをするの?
伝統的なタトゥーってどんなの?
フィリピンでのタトゥーのイメージは?
こんな疑問を持つ、フィリピンのタトゥー事情に興味のある方にオススメの内容です。
こんにちは、うっきぃです。
アメリカの影響が根強いフィリピンでは、気軽にタトゥーを入れる文化があります。
マニラでは「International Tatoo Festival」という国際イベントが開催されるほど、フィリピン人には切っても切れない関係です。
日本のような世間体を気にする文化はないですし、仕事が出来れば見た目もあまり重視されません。
今回はそんなフィリピンのタトゥー事情について見ていこうと思います。
この記事で分かるのはこんなことです。
- タトゥーはファッションの一部
- フィリピンでのタトゥーのイメージ
- 伝統的なカリンガ族のタトゥー
- 日本人のタトゥーは入国拒否の可能性あり
それでは、さっそく見ていきましょう!
タトゥーはファッションの一部
老若男女、貧富の差に関係なくファッションの一部としてタトゥーを入れています。
ドゥテルテ大統領も記者会見で自らのタトゥーを披露したり、警察や教師などの公務員も普通に入れてるというから日本では考えられませんよね。

年中常夏で肌の露出が多いから、必然的に肌へオシャレが文化として浸透していったんだね。
フィリピン人の小麦色の肌を「モレナ」と呼びます。色白の肌より、このモレナの肌にタトゥーが映えてとてもカッコイイですよね。
男性に人気なのは竜や鯉、女性に人気なのは花や蝶です。カッコいい、可愛いの感覚は日本人と同じですね。
フィリピンでのタトゥーのイメージ
昔は囚人がタトゥーを入れていたため、年配者には犯罪をイメージさせるという人もいます。
もちろん、体に大きくタトゥーを入れた年配者も多いですが、「実は後悔している」という人も多く、自分の子供や孫に勧めることはないと言います。

貧困層はクオリティの低い安いところでタトゥーを入れるから、皮膚が炎症を起こしたり、高熱を出したり大変な目に遭ってるよ。
勉学に励む学生は、就職活動に響くということでタトゥーを入れる人は最近では少なくなっている傾向があります。
またタトゥーには「頭が悪い」というイメージを持つ人も一定数いるため、高学歴の人もあまり入れません。

最近は海外で就職する人も多いから、見える場所にはしないよ。
就職のために消す人もいるくらいだよ。
ファッションとしてポイントで小さなタトゥーを入れることはありますが、以前ほど新たに大きなタトゥーを入れる人はいなくなってきています。
日本に比べれば、タトゥーを入れている人の割合ははるかに多いですが、時代の流れとともに隠せない場所へのタトゥーの需要は減っているようですね。
伝統的なカリンガ族のタトゥー
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マニラのあるルソン島、コルディリエラ地方に住むカリンガ族は、体全体を覆いつくすトライバルタトゥーを施します。
「トライバル」とは、種族という意味があり、2,000年以上もの伝統がある最古のタトゥーで、左右対称の線だけでとても繊細に描かれているのが特徴です。
その一種の「カリンガタトゥー」は、現在に至るまで1,000年以上も伝統があり、今もカラマンシーという柑橘系果物のトゲを使って彫ります。

うわ~痛そう!
普通のタトゥーより痛みも出血も多いよ。
正式な伝承者は人間国宝の100歳を超えるワンオッドおばあちゃんしかいません。「世界最長のタトゥーアーチスト」としてドキュメンタリーされ、一躍有名になりました。
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継承者もたくさんいて、観光客がひっきりなしに訪れてるよ。
日本人のタトゥーは入国拒否の可能性あり
フィリピンのイミグレーションはとても厳しいので、腕や足など見えるところに大きなタトゥーを入れていると入国出来ないことがあります。
フィリピン人にとってタトゥーは当たり前のものですが、日本人が施すとなると話は別なんです。

真面目な日本人がタトゥーをしてるとヤクザと思われちゃうの。
事故で指がない場合も止められる可能性あり!
服で隠せる範囲なら問題はないので、タトゥーを入れる場合は場所選びが大事になってきますね。
お手軽なヘナタトゥー
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タトゥーに挑戦してみたいなら、2週間で消えるヘナタトゥーがイチオシです。
セブで一番人気のお店と言えば間違いなく日本人経営の「SUPERNOVA STUDIO」!タトゥーコンテストで優勝経験のあるタトゥーアーティストによる、ハイクオリティなインク、低価格と技術に連日大人気のお店です。

私もここで語学学校のお友達とヘナタトゥーを入れたよ!
500円くらいから出来るからかなりおススメだよ。
もちろん、「SUPERNOVA STUDIO」には日本の半額以下で彫れるリアルタトゥーもあります。麻酔クリームを使うので初めてでも安心と大好評なんですよ。
感染症の心配もなく、安心して施術を受けられるので、旅行の記念に勇気をだしてワンポイントタトゥーはどうでしょうか?
まとめ
フィリピンの伝統的タトゥーや、現在のタトゥー事情について見てきました。
最後にポイントをおさらいしてみましょう。
- ファッションでタトゥーを入れている
- 全身を覆うようなタトゥーは年配者しかしていない
- カリンガ族のトライバルタトゥーが有名
- 若者は就職のためにタトゥーに積極的ではない
- 日本人のタトゥーはイミグレーションでよく思われない
- 格安で短期間で消えるヘナタトゥーが気軽に出来る
日本人と同じように、フィリピン人もタトゥーを良く思わない人もいると分かりましたね。
文化として受け入れられてはいるものの、時代とともにその様子も変わってきたという印象です。
フィリピンでタトゥーに挑戦しようという方もいらっしゃるとは思いますが、施術を受ける場所が衛生面やクオリティで問題ないのか事前にしっかりリサーチすることをお勧めします。
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