
お試し期間「リーガウ」って何?
「リーガウ」中は何するの?
現在の「リーガウ」はどうなってるの?
こんな疑問をお持ちの、「リーガウ」について知りたいあなたにオススメの記事です。
こんにちは、うっきぃです。
欧米などの海外では当たり前の文化「恋愛前のお試し期間」を、フィリピンでは「リーガウ」と呼びます。
日本でも告白されて断れないとき「まずはお友達から…」ということがありますよね?
それも相手を見るためのお試し期間の一つと言えます。
ですが、フィリピンの文化や風習でもある、恋愛前のお試し期間はちょっと様子が違います。
今回はフィリピンの面白い文化「リーガウ」の変わりゆく現在の形についても見ていこうと思います。
- 男性が女性にアピールする期間「リーガウ」
- 「リーガウ」中に本気度を試される
- 現在の「リーガウ」の形
フィリピン人女性にモテるコツについてはこちらで詳しく解説していますので、参考にしてくださいね。
»【可愛いフィリピン人女性と付き合う方法】モテるコツはこれだけ!

それではさっそく見ていきましょう!
男性が女性にアピールする期間「リーガウ」
【リーガウ(ligaw)】とは、正式に交際する前に男性から女性にアピールする期間のことです。
女性側が「本当にこの男性と付き合って大丈夫なのかな?」と観察して見極める期間でもありますし、男性側も「本当に自分はこの女性と付き合いたいのかな?」と確認する期間でもあります。

宗教的に避妊をしない文化が根強く残っているから、余計に慎重になるよね。
»フィリピン人男性と本気で恋愛するなら要注意!それでも付き合う?

家族愛の強いフィリピンなので、相手の家族に気に入られることもとっても大事なんです。家族のことを知る期間とも言えますね。
男性が「リーガウ」を宣言してスタート
男性から気になる女性に「Can I courting you?」と求愛を申し入れる許可を得ることからスタートします。
彼女がいても「リーガウ」を申し込む男性もいるというから驚きです。

公開浮気だな。
しかも複数人に一度に申し込むのもアリというルールなんですよ。もちろん一途に一人の女性だけにアプローチする方が印象はいいですよね。

同時進行でも全員扱いは違うよ。
「本命」と「遊び」で使い分けるから要注意!
女性側に「〇股掛けられている」とばれたら即アウト!ですが、女性側も複数人からのリーガウを同時に受けていいルールなので保険が掛けられていていいですよね。
リーガウ中のことを【Mutual Understanding(相互理解)】と言います。お互いにフリーの場合に使う言葉です。

「リーガウ」中に「このコ、思ったてたイメージと違う!」と思ったらどうするの?

その場合は自然消滅でOK!
それを【ghosting(音信不通になる)】と言うよ。
男性側もずっと焦らされるのもツライですもんね。他の女性の方が脈アリと感じれば気持ちが変わるかもしれません。
リーガウの期間も女性側が考えないと、駆け引きし過ぎていい人を逃してしまうかもしれませんね。
「リーガウ」の期間は決まってない
数週間、数か月、人によっては数年など期間は明確に決まっていません。
数年待ったにも関わらず最終的に振られてしまったという男性も少なくないといいます。

ひえぇ~!小悪魔だね。
男性側も根性あるけど、罪なことをするなぁ。
心理学的には3ヶ月で人間性が分かるという研究結果が出ているので、それ以上長くする理由はありません。

もしフィリピン人男性にリーガウを申し込まれたら、3ヶ月を上限にするといいね。
「ハラナ」は下火になってきた
以前は、夕食後の時間帯に女性の部屋に向けてラブソングを歌いながら交際を申し込む「ハラナ」が主流でした。

女性側も嬉しいと思う子も少数派でいるけど、大半は恥ずかしいと思うんだって。
ギターを弾ける男性はオリジナルのラブソングを歌ったり、人気ラブソングの弾き語りをします。弾けない男性は友人に頼んで弾いてもらい、本人が歌うということもあります。
女性が家に入れてくれたら「リーガウ」の成功です!
女性側からの反応がなければ、再チャレンジします。断られるまでチャレンジし続ける努力が必要なんです。

ここまでやって「リーガウ」を始めることを許可されただけなんて…。
フィリピン人男性は大変だなぁ。
「リーガウ」中に本気度を試される
意中の女性とその家族に気に入られるために、ありとあらゆることをして尽くしまくります。交際前なのでキスはもちろん、手をつなぐこともダメという女性もいます。
こんなことまでするのか!と驚くその内容がこちら↓↓↓
- 女性のカバンを持つ
- ドアを開ける
- 学校や職場に送迎する
- レストランでご馳走する
- バラをプレゼントする
- 家族の生活に必要な水を運ぶ
- 家族のために家の掃除をする
後半の家族のための奉仕活動「水を運ぶ」「掃除する」などで本気度が試されます。

ひと昔前はここまでして家族に認められないと、女性に合わせて貰えなかったんだよ!
家族に認められることで正式に「リーガウ」が認められるというくらい、フィリピンでは恋愛に対して厳しい制約があったんですね。
しかし、現在ではその形も時代に合わせて変わってきました。現在の「リーガウ」について見てみましょう。
現在の「リーガウ」の形
前章でご紹介した「ハラナ」は、田舎の一部で風習が残っているところもありますが、マニラなど首都圏では1%あるかどうかです。

だから逆に目立っていいという考えもあるよ。
モテモテの女子ならこれくらいインパクト与えないと振り向いてもらえないもんね。
最近はSNS上で疑似恋愛をすることによって、リーガウ期間が省略されるカップルも増えてきています。
相手の本当の姿を知る事がないまま交際に発展するので、昔とは全く変わってきていますね。
期間も都市部では数日~数週間と短くなってきています。もともと友達だった相手が恋愛相手に発展する場合も、すでに人柄が分かっているので省略されています。

外国人男性と付き合う国際恋愛も増えてきたから、その場合はリーガウは必要ないと考える女性も多いよ。
フィリピンの伝統文化のリーガウも時代とともに様変わりしてきました。現在では日本と同じようにリーガウを飛ばして付き合い始めるカップルも増えたようですね。
まとめ
フィリピンの伝統文化「リーガウ」について、どんなことをするのか、期間や現在はどうしているのか詳しく見てきました。
最後にポイントをおさらいしてみましょう。
- リーガウは交際前に男性が女性にアピールする期間
- 女性だけでなく、家族にも認められなければいけない
- リーガウ中はありとあらゆることをして女性に尽くす
- 複数の女性に同時にリーガウしてもいい
- リーガウの期間は女性次第
- リーガウは自然消滅してOK
- 最近は「ハラナ」が希少
- 最近はリーガウを省略することが増えてきた
日本とは違い、交際することは家族を巻き込んだ一大イベントのフィリピン。
時代の流れで薄れつつある風習ですが、あなたが男性ならフィリピン人女性に「リーガウ」を申し込めばかなりのインパクトになることは間違いありません。
フィリピン人女性は押しに弱いので、意中の女性がいれば敢えて「リーガウ」を申し込むことで他の男性よりリード出来ることは間違いありませんね。
あなたが女性ならば、日本とは違う文化の違いを肌で感じるいいチャンスですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。