
フィリピンで人気のお酒は何?
日本と違う飲み方ってどんなの?
日本に持って帰るには?
こんな疑問を持つ、フィリピンのお酒事情について知りたい方にオススメの内容です。
こんにちは、うっきぃです。
フィリピンでは18歳からお酒が飲めるので、日本人でもフィリピン行けば20歳未満だろうと飲酒OKだとご存知でしたか?
フィリピンのビール、ブランデー、ウォッカなど詳しく見ていきます。
飲みやすさや度数、どんな銘柄がよく飲まれているか、日本にはないユニークなものまで深掘りしてみましょう。
この記事で分かるのはこんなことです。
- フィリピン人は大のお酒好き
- フィリピンで人気のお酒
- フィリピン人のお酒の飲み方
- 日本に持って帰る方法
それでは、さっそく見ていきましょう!
フィリピン人は大のお酒好き
フィリピン人はみんなアルコールが大好きです。
貧困層の多いフィリピンでは、唯一の楽しみと言えるのはアルコールくらいです。
そのため、国が国民のためにお酒とたばこの税金をかなり抑えているので、ジュースと同じような値段でお酒を楽しむことが出来るんですよ。

タイに比べると、ビールの料金はほぼ半額!
なんと500㎖のコーラと同じ値段だよ。
日本人にも人気のフィリピンのビールは日本でも購入できますし、世界40か国で販売されているフィリピンブランドのブランデーもあるほど、お酒のクオリティも高いんです。
ジャンル別にどんなお酒があるのか見ていきましょう。
フィリピンで人気のお酒
現地に行ったらこれだけは押さえておきたいものをご紹介します。
スーパーやコンビニで気軽に買えるものばかりなので、気に入ったらお土産に持って帰りたいですね。
ビール
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フィリピンでビールと言えばサンミゲル!ほかに何があるか誰も知らないほどビールと言えばサンミゲルを意味します。
1890年にフィリピンで設立され、1948年には香港に醸造所を作り、アジアを代表する世界的に有名なビールになりました。
フィリピンのビールシェアの90%を占めるというから驚きです。

しかも1本30ペソ(約68円)!
安すぎて水の値段かと思ったよ!
右の「サンミゲルペールピルセン」は、香りの苦みのバランスが良く、若い男性に一番人気のクラシックボトルです(アルコール度5%)。
真ん中の「サンミゲルライト」は、カロリー1本107.6カロリーと控えめな分、さっぱり軽い味わいです。
女性が飲みやすいピルスナータイプのビールで、フィリピン人で飲まない人はいないと言われるほど不動の人気を誇ります。
送料無料で日本でも気軽に購入できるので、ぜひお試しあれ!
左の「サンミゲルレッドホース」はアルコール度8%の濃いラガービールです。普通のサンミゲルと同じように原料は麦芽、ホップ、穀物で、綺麗な黄金色をしています。
サンミゲルの製品は会社はフィリピンですが、製造は全て香港で行われています。
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他にも女性に人気の飲みやすいフルーツ味がおススメです。
アップルフレーバーとレモンフレーバーの2種類があり、アルコール度は3%とジュースのようにごくごく飲めてしまいます。

アップルフレーバーはリンゴソーダみたいで飲みやすいよ。
レモンフレーバーの方がアルコール感があるから、初めてのアルコールならアップルフレーバーがおススメです。
そのため空きっ腹に飲むことはありませんが、節度を守ってお酒を飲みましょうね。
ブランデー
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日本で高級なお酒のイメージが高いブランデーがフィリピンなら格安で楽しめます。
世界最大のブランデー会社と言われる「エンペラドール」は世界40か国で販売され、ブランデーの販売量世界一を誇ります。

ブランデーと言えば、果物から作られるけど、エンペラドールはなんとサトウキビから作られているというカットブランデーなの。
アルコール度数は31%で、値段は750㎖で160ペソ(約362円)程度と破格のお値段。
甘いシナモンやニッキのような香りが特徴で、香りが苦手な人は何で割ってもニオイに負けるので、美味しく飲むことは難しいようです。

エンペラドールには上記のホットショットの他、ライトとゴールドがあるよ。
「エンペラドールライト」は、アルコール27.5%と軽めで、ドライフルーツの香りがして女性好みのブランデーリキュールです。
「エンペラーゴールド」は、サトウキビが強めで、男性好みの味わいになっています。
とても安いので、気軽に色んな味を楽しめますね!
ラム酒
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フィリピンのラム酒と言えば世界最大のラム酒ブランド「TANDUAY(タンドゥアイ)」です。二年連続で世界一になったほどの人気商品です。
女性にオススメのカクテルのようなお酒で種類も豊富です。アルコール度は40%と高く350㎖で45ペソ(約102円)と信じられない様な値段で売られています。

アルコールが結構きつめ。
安いから酔いたい人向けだよ!
ウォッカ
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甘党派には絶対おすすめの珍しいお酒と言えば、コレ!チョコレートウォッカです。

お酒は苦手だけど、これなら飲めそう!
チョコ味以外にも種類があるから、自分に合う味を色々試したいなー。
ブランデー入りのチョコのような味なので、とても飲みやすいんですがウォッカなので飲みすぎに注意が必要です。
人気の銘柄は「Mudshake」でアルコール度は5%。85ペソ(約193円)とこちらも格安なので女性へのお土産にも是非買って帰りたいですね。
特産品
ビサヤ地方の特産品として有名なのは、ココナッツワインの「トゥバ」です。
ココナッツの花弁から取れる樹液に、竹で作った筒やコーラのペットボトルなどをを刺して入れます。それを溜めて自然発酵させてお酒を造るんです。
マルコポーロの「東方見聞録」の載ってるほど歴史があるお酒で、度数は5%ほどあります。

微生物の働きで、たった1日で糖分がアルコールに変わるんだよ。
不思議だね!
フィリピンではお酒の製造が自由にできるので、地方では常夏の気候を生かして自家製のお酒をたくさん造って飲んでいます。
このトゥバから更に蒸留させた「ランバノック」はアルコール度40%!
ですが、こうした手作りのお酒を飲むのは田舎の年配者が昼間から集まって飲むものであって、都市部では飲まれていません。
製造過程で雑菌が混ざる恐れもあるので、観光客は味見程度で辞めておいた方が良さそうですね。

果物が有名なバギオでは、イチゴやマンゴスチンから作られたスイートワインが名産だよ。
バギオのワインは、きちんと工場で製造されてるのでお土産にも最適ですよ。
フィリピンのお酒の飲み方
他の東南アジア同様、フィリピンもビールやワインは常温が基本です。
ここはフィリピンスタイルにならって、氷を入れたグラスに注いで飲みましょう!
また、ブランデーや、ワイン、ラム酒はそのまま飲むこともあればコーラやソーダ、ビールで割って飲むのが一般的です。

ただでさえ甘いお酒にコーラなんか入れちゃうと、日本人は甘すぎるよ。
炭酸水で割りたいところですが、なんとお酒よりも炭酸水の方が高価なんです。なのでここは躊躇せず、現地のスタイルでお酒を楽しみましょう。
お酒をお土産に持って帰るには?
JALの通関に関する持ち込み・持ち出し制限の下の表をご覧ください。
引用先:JALフィリピン現地情報
【日本からフィリピン】18歳以上+1ℓ以内×2本まで
【フィリピンから日本】18歳以上+1ℓまで
となりますので、フィリピンからお土産で持って帰る際はサンミゲルの瓶ビール330mlなら3本まで持って帰れることになりますね。

私は18歳だから、いろんなフレーバーを1本ずつ持って帰れるね!
まとめ
フィリピンのビール事情について、種類ごとに人気の銘柄や、飲み方、お土産で持って帰る際のルールなど見てきました。
最後にポイントをおさらいしておきましょう。
- ジュースと同じ料金でビールが買える
- ビールで人気は「サンミゲル」
- ブランデーで人気は「エンペラドール」
- ラム酒で人気は「タンドゥアイ」
- 自家製で作るお酒は観光客には危険
- フィリピンではお酒は常温が普通
- ブランデーはコーラやサイダーで割って飲む
現地に行って楽しむのはやはり、現地の食事やお酒、ショッピングですよね。
そのときは、フィリピンのコンビニ「サリサリストア」でおつまみのお菓子を買ってみると面白いですよ!
»【フィリピンのサリサリストア】特殊すぎるコンビニが増え続ける理由

現地のグルメと人気のお酒をたっぷり楽しんで、旅行や留学を満喫してくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。