フィリピンで自転車が普及しない理由9選~通勤通学はジプニー?~

生活
娘ちゃん
娘ちゃん

どうしてフィリピン人は自転車乗らないの?

こんな疑問をお持ちの、フィリピンの自転車事情について知りたい方にオススメの内容です。

 

こんにちは、うっきぃです。

フィリピンで庶民の足といえばジプニーですよね。フィリピンで通勤通学に自転車を使うとはあまり聞きません。

自転車保有率が世界6位という日本からすると、コストのかからない自転車が普及していないのは不思議に思いませんか?

今回はどうしてフィリピンでは自転車が普及しないのかについて詳しく見ていこうと思います。

この記事で分かるのはこんなことです。

  • フィリピンで自転車が普及しない理由9選
  • フィリピンでの自転車の値段
  • フィリピンの今後の自転車普及について

フィリピンで自転車に乗るなら保険が必須ですね。無料で作れて、3ヶ月の保険付きカードは必需品です。

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それでは気になるフィリピンの自転車事情について、じっくり見ていきましょう!

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フィリピンで自転車が普及しない理由9選

洪水の様子

日本とは違う環境のために根付きにくいという事情があります。その理由がこちら↓↓↓

  1. 雨季が長いから
  2. 乾季は暑すぎるから
  3. 車やジプニーの運転が荒いから
  4. 大きな道路を渡れないから
  5. 盗難に遭うから
  6. 駐輪場がないから
  7. 自転車を漕ぐのが面倒くさいから
  8. すぐにパンクするから
  9. またぐのは恥ずかしいから

それぞれの理由について、詳しく見ていきましょう。

雨季が長いから

フィリピンでは6月から11月という長い期間が雨季になります。

特に娘が住むことになるバギオは、タガログ語で台風を意味する「baguio」がそのまま地名になった土地なので、台風シーズンになると物凄い降水量になります。

娘ちゃん
娘ちゃん

下のグラフを見てね。

突き抜けた降水量が恐怖でしかないよ。

バギオの年間降水量

引用先:旅行info

市内一帯が洪水になったり、浸水したりするので車ですら通行することが出来なくなります。

雨が多い上に通行も出来なくなる期間があるので、わざわざ通勤や通学のために購入することが少ないというわけです。

乾季は暑すぎるから

逆に12月~5月の乾季は、マニラでは毎日30℃近くまで気温があがります。そんな猛暑の中、自転車を数km漕げば朝から汗だくなのは想像するまでもありませんよね。

うっきぃ
うっきぃ

朝シャワー浴びてスッキリしたのに、汗だくにはなりたくないよね。

フィリピン人はとっても清潔好き!汗拭きシートやベビーパウダーを使って汗にはとても気を付けているので当然かもしれませんね。

車やジプニーの運転が荒いから

交通渋滞

フィリピンの朝の通勤時間帯は、特に大渋滞が起きます。少しでも早く行こうと車もジプニーも殺気だっているため自転車はとても危険なんです。

歩道に自動車が止まっていて通れないこともありますし、自転車がいようが車やジプニーはお構いなしで幅寄せしてきます。

妹ちゃん
妹ちゃん

危険な上に排気ガスも尋常じゃない!

快適な自転車ライフとは程遠いね。

大きな道路は渡れないから

フィリピンの大都市にある大きな道路には、信号や横断歩道がほとんどありません。

なので道路を渡ろうと思ったら、数kmおきにしかない歩道橋を渡るしかないんです。

妹ちゃん
妹ちゃん

自転車と荷物を担いで歩道橋を渡る必要があるよ!

それは厳しい‼

楽に移動するために自転車を利用したいのに、これでは全く意味を成しませんね。

盗難に遭うから

日本でも頻繁に自転車を盗まれていますが、フィリピンでも当然多発しています。

自転車が丸ごと盗まれるだけではなく、盗めないと分かるとサドルなど取れる部品が持って行かれるんです。

うっきぃ
うっきぃ

そこまでしても何か盗まなきゃいけないのか。

頻繁にいろんな部品まで盗まれていたら、逆にコストがかかって大変になりますね。

駐輪場がないから

駐輪場

ショッピングモールや歩道など、日本のように駐輪場が整備されていません。

娘ちゃん
娘ちゃん

乗って行っても置き場がないんじゃ、普及しようがないね。

アパートにすら駐輪場がないので、部屋の中に折り畳み自転車を置いているという日本人もいます。

やはり日本人にとって、自転車はとても身近な移動手段なので、使える時だけでも乗ろうと考えるようですね。

自転車を漕ぐのが面倒くさいから

とにかく動くことが嫌いな国民性を持っています。

ちょっとの距離でもジプニーを使い、ジプニーが走ってない区間はトライシクルを使うほど動きたくないんです。

他の東南アジアに比べて非常に安く乗れるため、ほとんどのフィリピン人の移動手段とされていますよね。

そのために慢性的な運動不足や肥満が問題になっているのも事実です。

娘ちゃん
娘ちゃん

食生活も脂っこいものが中心だし、野菜はほとんど食べないからねぇ。

そのうえ動かないんじゃ、そりゃ太るわ。

すぐにパンクするから

パンク修理

道路の整備が整っていないために、日本のママチャリでの走行はほぼ不可能です。

道路のひび割れや、溝など安全に運転できる環境が整っていないので、自転車に乗る場合はタイヤの太いマウンテンバイクが主流です。

その上、自転車自体の性能が悪いので、すぐに壊れたりパンクします。

妹ちゃん
妹ちゃん

自転車が普及してないから、販売店も少ないよ。

修理屋さんも少ないのは厳しいね。

通勤通学となると毎日のことなので、メンテナンスを考えたら諦めたほうが無難かもしれませね。

またぐのが恥ずかしいから

可愛いフィリピン女子は、自転車のサドルをまたぐという行為が恥ずかしいと感じます。

うっきぃ
うっきぃ

奥ゆかしい!

フィリピン人の二人に一人は自転車に乗れないから、自転車は身近じゃないんだね。

男性より仕事もバリバリこなすフィリピン女性たちなのに、ちょっと意外ですよね。

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フィリピンでの自転車の値段

店頭に並んだ自転車

ショッピングモールではマウンテンバイクが3,000ペソ~10,000ペソ(約6780円~22,930円)の価格帯で販売されています。

娘ちゃん
娘ちゃん

人気の価格帯だと中国製になるね。

ローカルの自転車屋さんなら更に2,000ペソ程度もあり、中古の自転車も販売されています。

うっきぃ
うっきぃ

もちろん壊れやすいのは覚悟してね!

購入者は、スポーツとして趣味の一環で買い求める人がほとんどで、街乗り目的の人はいません。週末になると日本と同じようにツーリングを楽しむ団体がいるようです。

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フィリピンの今後の自転車普及について

自転車通行帯

コロナの規制のために、公共機関の便が減ったり、ジプニーが運行できない状況が続いています。そのため自転車利用が見直されています。

フィリピンの運輸省は2021年中に11億ペソを掛けてマニラに自転車専用レーンを作る目標を立てているため、現在急ピッチで工事が進んでいます。

また、ダバオではトライアスロン大会が開催されるほど、道路の整備が進んでいるんですよ。

娘ちゃん
娘ちゃん

構内に自転車レーンを作ってる大学もあるんだよ。

これからフィリピンにも自転車が普及しそうな予感だね!

コロナ禍で必要に迫られて、自転車の普及が後押しされています。今後、フィリピンの通勤風景が大きく変わる日もそう遠くはないかもしれませんね。

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まとめ

自転車に乗るカップル

フィリピンでどうして自転車が普及しないのかについて、詳しく見てきました。

最後に普及しない9つの理由についておさらいしてみましょう。

  1. 雨季が長いから
  2. 乾季は暑すぎるから
  3. 車やジプニーの運転が荒いから
  4. 大きな道路を渡れないから
  5. 盗難に遭うから
  6. 駐輪場がないから
  7. 自転車を漕ぐのが面倒くさいから
  8. すぐにパンクするから
  9. またぐのは恥ずかしいから

日本とは違う気候や環境のために、なかなか普及に至らない原因が分かりましたね。

ですが、これから道路も整備され、日常で使う兆しが見えて気ました。駐輪場が日本のように当たり前に使えるようになれば、利用しやすい環境になりそうですね。

今後が楽しみです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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