
フィリピン独自のジェスチャーってどんなの?
日本と違う、フィリピン特有のジェスチャーについて知りたい方にオススメの記事です。
こんにちは、うっきぃです。
国が変われば同じしぐさでも意味が全く違うものがあります。
思わず笑ってしまうジェスチャーや、見習いたいジェスチャーなどシーンごとに7つを厳選してご紹介します。
是非現地でサラっと使って、フィリピン人を驚かせてみましょう。
この記事で分かるのはこんなことです。
- 使ってみたい「驚いた時」
- 使ってみたい「OK」
- 使ってみたい「お会計」
- 使ってみたい「年配者への敬意」
- 使っちゃダメ「お金」
- 使っちゃダメ「遠くの人を呼ぶ」
- 使っちゃダメ「どこにあるか教える」
フィリピンの不思議で面白い風習についてもまとめていますので、合わせてご覧ください。↓↓↓

それでは、さっそく見ていきましょう!
フィリピンで使ってみたいジェスチャー4選
これだけマスターしておけば、現地でフィリピン人に驚かれること間違いなし!
どんどん使って、フィリピン人とのコミュニケーションを広げましょう。
使ってみたい「驚いた時」
大きく目を開けて、口をへの字にします。
P-POPアイドル「SB19」のKENの可愛い驚きの表情がこちらの動画に出ているので紹介しますね。再生するとすぐ見れますよ。

恥ずかしがってる~きゃわいい♡
こんな顔で驚かれたらもっと驚かせたい!
日本語の「うわぁ!」とかの驚きの声が「Ayyy(アイッ)」です。高音で「アイッ」というので男の子が言うと、とてもCute。

SB19のJOSHがよく「アイアイ」いってよね。そう言うことだったのかー。
口癖かと思ってた(笑)
英語圏帰りでネイティブかぶれした人が「Oops!」と出てしまうように、「アイッ!」と出てしまったらもうあなたはフィリピン人です。
使ってみたい「OK」
相手の目を見て眉毛をピクっと1~2度上げることが「OK」や「どうぞ」、「こんにちは」の意味です。
フィリピンには信号機や横断歩道が少ないですが、車から歩行者に眉毛をピクっと上げ「お先にどうぞ」と合図を送っているんです。

日本は手を差し出して合図するよね?
眉毛だけって分かりづらくない⁈
値段交渉をしているときも、眉が動いたらOKサイン。「何にも言ってくれないけど、どうしたらいいの?」と心配する前に、相手の表情を確認してくださいね。眉がピクピクしてるかもしれませんよ。
遠くの友達と目があって、お互いに連れがいた場合なども使います。アイコンタクトをした後、口角を上げてにこやかに眉ピクですよ。

これでお互い「認識してるよ、こんにちはー」になるんだね。
これは便利!
使ってみたい「お会計」
指で長方形を作ります。日本だと、写真の構図を決めるときに使う人もいますよね。
日本では、人差し指で✕を作って「締めてください」と会計の意味をあらわすジェスチャーがありますが、フィリピンは紙幣を形作ります。
日本のようにレジに行って会計するのではなく、店員さんに席まで来てもらって会計を済ますので、このように合図を出すようになりました。

勿論、店員さんが近くにいたら「Bill please」って普通に声かけてね。
高級店でも普通にすることなので、安心して使ってくださいね。
使ってみたい「年配者への敬意」
年配者の手を取り、手の甲を自分のおでこに1~2秒当てることです。
こうすることで、年長者への敬意を表した挨拶になります。また、年配者からはその子を祝福するという意味を持ちます。
「mano=手」、「po=尊敬語」が合わさったもので、「manopo(マノポ)」と呼ばれます。これをしないと非常識な人と思われるほど大事な挨拶なんですよ。

フィリピン人は小さいときからマノポをしつけられてるんだよ。
年配者への敬意がフィリピンの絶対ルールだからね。
使っちゃダメなフィリピンジェスチャー3選
教養がない人が使うジェスチャーをご紹介します。
使う人は多いので、意味を理解はしておくべきですが、使うことはやめておきましょうね。
使っちゃダメ「お金」
俗にいう「OKサイン」ですが、フィリピンではお金の意味を持ちます。
なので、このジェスチャーをすると「お金をくれるならいいよ」の意味になり、とても下品な印象になります。

うわ~、これは一番やってしまいそうなやつだね。
凄く嫌な人って思われちゃうから絶対やらないようにしないと!
ちなみにフィリピンでの「OK」は親指を立てるこのジェスチャーです。
また、日本だと「分かった?」と聞かれるとつい頷いてしまいますが、フィリピンだと頷くことは「分からない」の意味になるので、気を付けてくださいね。

意思表示ははっきり言葉で伝えることが重要だね
使っちゃダメ「遠くの人を呼ぶ」
唇を閉じた状態で強く息を吐き、「プスーっ!」と音を出します。傍から見れば、とても人を呼んでいるとは思えません。まるで、犬や何か動物を呼んでいるようです。
遠くにいる人や、タクシーの運転手など名前をしらない人を呼ぶとき、注意を引くときに使います。
大きく手招きする動作も加わることがありますが、とても教養のある人のすることではないので要注意。

最近ではこの「プスーっ」で注意を引かせといて、スリをする軽犯罪が横行してるよ。
プスプス大きな音を立てていても、関わらうずに無視することが無難です。
使っちゃダメ「どこにあるか教える」
「あれどこにある?」と聞いたら、指を使わずに、唇を尖らせてその場所を指します。無言で口を尖らせる姿はかなりシュール。
何も言わないからと言って、怒っているわけでも、バカにしているわけでもありません。

ちょっと指差してくれるか、「そこにあるよ」って言ってくれればいいのに。
横柄だねぇ~
この仕草も品がいいとはお世辞にも言えないので、しないようにしてくださいね。
まとめ
フィリピン独自の面白いジェスチャーについて詳しく見てきました。
使いたいもの、使ってはいけないものと注意すべきところもありましたね。
それでは最後にまとめてみましょう。
- 「驚くとき」は目を見開いて、口はへの字
- 「OK」「挨拶」はアイコンタクトをして、眉ピク
- 「会計」は指で長方形を作る
- 「マノポ」で年配者への敬意を示す
- OKサインは「お金をくれるならいいよ」の意味
- 遠くの知らない人を呼ぶときは「プスー!」と動物を呼ぶような音を出す
- 物を指すときは、その方向に唇を尖らせる
これだけ理解すれば、フィリピン人と混じって生活しても戸惑わずに済みますね。
フィリピンのジェスチャーをマスターして、是非現地で使ってみて下さい。