
オススメのエリアや相場はどれくらい?
部屋探しはどうやったらいいの?
部屋選びのポイントは何?
こんな疑問を持つ、フィリピンにロングステイ(2週間以上の滞在)を考え中の方にオススメの記事です。
こんにちは、うっきぃです。
フィリピンへの移住を検討中の方も、まずはロングステイからとお考えですよね。
日本人ならコンドミニアムがおススメとは言いますが、同じフィリピンでも、地域によって気候も治安も人柄さえ違ってきます。
では、どのエリアで探したらいいのか、どれくらいの予算を考えればいいのか、部屋探しの注意点は何なのか、フィリピンにロングステイするという条件のお部屋探しについて考えていこうと思います。
この記事で分かるのはこんなことです。
- ロングステイにオススメのエリア
- コンドミニアムを借りる方法
- 部屋探しの注意点について
移住に人気の国や、自分用にカスタマイズした費用の調べ方についてはこちらの記事で詳しく載せています。
≫海外ロングステイ】東南アジアの人気6ヶ国!その理由とビザを解説
≫【海外長期滞在】条件入力で自分専用の国別予算が一発で分かる!
それでは、フィリピンのコンドミニアム事情について見ていきましょう!
ロングステイにオススメのエリア
利便性が高く、日本食レストランが多く、治安の良い、衛生的なエリアを選ばなくてはいけません。
フィリピンへの移住に失敗した人の多くが、物価の安い地方都市での生活を選んでいます。
生活費を少しでも抑えようと田舎の不便なところへ移り住み、耐えられなくてひっそり日本に帰っているんです。
また、英語力が足りなくてつらくなる人も多いです。簡単な単語でも意思疎通できるレベルに英語力を上げておくことも重要です。
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日本人にとって、日本ほど治安の良く、住みやすい国はありません。発展途上国にやってきて、いきなり現地レベルの生活をするのは土台無理な話ですよね。

失敗しないためにも、まずは日本と同じようになんでも手に入る地域で、なるべくストレスを減らして生活してみることが大事だよ。
当初の予算よりはオーバーすると考えられますが、ストレスを溜めて、精神的にも肉体的にもぎりぎりの生活なら何のために異国で生活をしているのかわかりませんよね。
ただコストを掛けずに生活したいなら、美味しい空気、美味しい料理の食べられる日本の田舎に移住するほうがよっぽど健康的です。
それを踏まえて人気のエリアをランキングするとこうなります。
- 第1位 マニラ
- 第2位 クラーク
- 第3位 セブ
それぞれの移住ポイントを見てみましょう。
第3位 セブ
セブは言わずと知れたフィリピンの観光名所。毎年6%も経済成長しているフィリピンで一番活発な都市です。
アイランドホッピングやジンベイザメと泳ぐなど「マリンアクティビティだけあれば最高!」という方には向いていますが、他の娯楽が少ないのがネックなんです。
ライブや美術館などのエンタメ施設が皆無なので、海とインターネットくらいしか楽しみがありません。
それに、人気エリアだからマニラより家賃が高いなんてこともザラにあるんですよ。

外国人の多いエリアなら安全だし、観光で訪れるには最適!
でも人によってはすることがなくて、すぐ飽きてしまうという欠点があるよ。
第2位 クラーク
クラークはマニラから車で2時間の場所にあります。クラーク空港は国際線が乗り入れているので、成田や関空から直行便があるのでとても便利です。
ゴルフ場や温泉、ビーチ、サファリなど娯楽施設も豊富で、雨季以外はほとんど雨が降りません。
特区エリアはジプニーの規制されているほどの安全エリアです。ネイティブが多いのでクラークの語学学校はネイティブ講師率が高いんですよ。

雨が少ないってことは衛生面でも安心ってことだね。
オシャレな地域だから納得の人気理由!
第1位 マニラ
マニラは、空港から20分の商業エリアの首都なので、なんでも揃います。想像以上に日本食レストランも多く、スーパーで日本の調味料なども簡単に手に入ります。
健康診断まで日本語で受けれるほど医療も安心ですし、世界中の料理が美味しく食べられます。
一方で治安の悪いイメージも拭えませんが、外国人の多いエリア内はとても安全です。
マカティなど日本人駐在員の多いところでは、マレーシアよりよっぽど安全という人もいるくらいです。

この3都市でも合わないと感じたら、他の国を探すか日本に戻るのが賢明だね。
気楽なロングステイならフットワーク軽く移動できるのが利点だよ。
コンドミニアムを借りる方法
移住で日本人が選ぶのは、ほとんどの場合コンドミニアムと呼ばれる分譲マンションのような家具家電付きの物件です。

洗濯屋さんに出すのが主流だから洗濯機置き場すらないところもあるよ。
停電の多いフィリピンですが、コンドミニアムには発電機があるので停電の心配はいりません。

常夏のフィリピンでエアコンが止まるのは死活問題!
エレベーターが止まらないなら安心だね。
プールやジム、ガードマンがいないところを探す方が難しいほど設備が整っているの上、スーツケース一つで気軽に行けることが魅力ですね。
ですが、フィリピンの賃貸物件は高級なところは1年契約、中流で半年契約が普通です。
しかも契約時にデポジットが2ヶ月分、前家賃が1ヶ月分必要なうえ、契約途中で解約する場合や違約金まで発生してしまうんです。

賃貸契約はロングステイ向きではないね。
Rentpadで人気のマカティ地区の賃貸の相場を見てみよう。
Rentpad
引用先:Rentpad
ちなみに一番安い真ん中の部屋の詳細を見てみると、
引用先:Rentpad
やはり最低1年契約ですね。部屋を探すときに知っていなければいけないのが、日本と表記が違うところです。
短期契約もあるので、探してみると相場が分かって面白いですよ。

「1LDK」などの呼び方は和製英語だから、フィリピンだと通じないから気を付けてね。
日本と部屋探しに使う用語が違います。押さえておきたい用語がこちら↓↓↓
- studio…1ルーム、1K
- 1BR…1ベッドルームのこと。1DK、1LDK
- Full furnished…家具家電付き
- sqm…広さの単位(=平米)

「unfurnished」だとシャワーの給湯器を自分で買って設置しなきゃいけないよ。フィリピンのシャワーは基本水だから要注意!
ロングステイで日本から簡単に部屋探しをする方法と言えば、
- Booking.com
- Airbnb
あたりがおススメです。それぞれどれくらいで借りれるのか実際に見てみましょう。
Booking.com
引用先:Booking.com
長期滞在向けのお部屋を検索できるサイトです。
Booking.comなら日本語で完結しますし、費用も設備も明確に分かります。物件も多い上に、コンドミニアム以外にも一軒家やドミトリーなど予算に合わせて選べます。

地域や部屋タイプも変えて数か所移動するといいね!
自分に合うスタイルが見えてくるよ。
富裕層や、広い間取りが多いファミリー向けのエリアは「ロックウェル地区」です。単身者向けのエリアは「レガスピ地区」で、1ルーム物件が多く立ち並んでいますので参考にしてくださいね。
Airbnb
引用先:Airbnb
ロングステイの部屋探しと言えば、Airbnbは外せませんね。Airbnbのいいところは、提示された料金は1部屋当たりの料金なので、数人で利用すれば一人当たりの利用料がかなり安くなるということです。

一緒に滞在する人のメアドも契約時に入力すれば、ワリカンされた請求がそれぞれに届くんだよ!これは便利だね。
利用時はゲストが多く、評価が高い物件を選ぶことが大事ですよ。
部屋探しの注意点について
日本だと重要視される、新築物件や南向きの部屋は絶対に避けなければいけません。
それにはフィリピンならではの理由があるんです。フィリピンの部屋探しの注意点をまとめてみました。
- 南向きの部屋ではないか
- カーテンはついているか
- 新築物件、築浅物件ではないか
- 高層階ではないか
- テラスで洗濯物を干せるか
- 近くで工事が行われていないか
- 水がしっかり出るか
- ガードマンは働いているか
- 電化製品はきちんと機能するか
- 経年劣化による故障はオーナーが交換してくれるか
日本のように南向きの部屋を選んでしまうと、暑くて生活できません。
さらにカーテンがないと日差しが強すぎて早朝から起こされる羽目になってしまいますので、せめて寝室だけでもついている部屋を選んでください。
新築物件の恐ろしいところは、まだ工事途中なことが多いということです。住み始めて配線が繋がってないことに気づいたなんてことも珍しくありません。

修理業者を呼んでも、なかなか来てくれない!その上やっと来たら見るだけで、治るまで3週間とか平気でかかるよ。
なので新築や築浅は避け、頻繁に利用されている部屋を選ぶと不具合が少なくて安心です。
高層階での暮らしは優雅で憧れますが、Wifiが入りにくいことが多いので、あまりおススメ出来ません。洗濯機が付いた部屋であっても、テラスで干すことを禁止されているコンドミニアムもあるので確認が必要です。
あちこちで工事が行われていたり、昼間から大音量でカラオケをするのが当たり前の国です。騒音被害が耐えられなくて日本に帰るという人も多いので、その点も気を付けてください。

飲み水の調達も大事だよね。
コンドミニアムだと、最初に灯油缶のような容器を200ペソ程度で購入して、水を50ペソで追加できるサービスもあるよ。
24時間セキュリティ物件でよくあるのが、ガードマンはいるだけで居眠りをしているということです。安い賃金で働くフィリピンでは、労働意識も低いのでまともに働いているかは怪しいものです。
下見のときに気を付けて見てくださいね。
まとめ
フィリピンで憧れのコンドミニアムを利用するロングステイについて見てきました。
最後におさらいしてみましょう。
- フィリピンの人気滞在エリアは【マニラ】【クラーク】【セブ】
- 部屋探しには【Rentpad】【Booking.com】【Airbnb】
- 物件探しは日本と真逆
家具家電付きのお手軽ロングステイなら、フットワーク軽く色んなところに宿泊出来ます。それを利用して色んな地域、色んな部屋タイプに移り住めますよね。
本格的に移住を考えている人も、旅行よりちょっとディープにフィリピンを感じてみたい人も、ロングステイという新しい滞在方法はとても有効だと思いませんか?
素敵なお部屋が見つかったら、メイドさんも雇って優雅な生活をしてみましょう。
≫【フィリピンのメイド】接し方のコツを押さえて良好な関係を築こう!

この記事があなたの後押しになったら嬉しいです。
最後まで読んできただき、ありがとうございました。