
フィリピン女性はみんなピアスをしてる?
私もフィリピンでピアスの穴開けれる?
こんな疑問をお持ちの、フィリピンのピアス文化について知りたい方におススメの内容になっています。
こんにちは、うっきぃです。
フィリピンだけでなく、海外では小さな女の子がキラッと可愛いピアスを光らせているのをよく見ますよね。
日本人からしたら「そんな小さな子に痛い思いをさせて、虐待じゃないの?」と思われるかもしれません。これが文化の違いです。
フィリピンではほぼ100%の女性がピアスを開けているので、刺激を受けて挑戦しようかな?とお考えの方も多いはず。
フィリピンの大学に進学した娘もその一人です。
同じようにフィリピン留学中に開けてみたいとお考えの方必見!フィリピンのピアス事情について調べてみました。
この記事で分かるのはこんなことです。
- 赤ちゃんにピアスを付けるの5つの理由
- ビニャックの前にピアスの穴を開ける
- フィリピンでファーストピアスに挑戦
それでは早速見ていきましょう!
赤ちゃんにピアスを付ける5つの理由
赤ちゃんにピアスを付ける理由は以下の5つが挙げられます。
- 男女の区別をつけるため
- 感染症にならないため
- 魔除けのため
- 痛くないため
- 見栄のため
フィリピン人のほとんどがカトリック教徒ですが、宗教的な意味は一切ありません。
同じく赤ちゃんの時からピアスを開ける国に、インド・ブラジル・スペインなどが挙げられます。
フィリピンがスペインに統治されていた時代に影響を受けた文化と言えますね。
それでは一つずつ詳しく見てみましょう。
男女の区別をつけるため
赤ちゃんの顔を見ただけでは、男の子が女の子か分からないので、ピアスを目印に判断するからです。

男尊女卑の根付いた国では、物心つく頃から自分の立場を理解させるという意味もあるんだよ。
赤ちゃんや子供が大好きなフィリピンの人たちは、道端で赤ちゃんを見つけると満面の笑みを向けて近寄ってきます。
フィリピンの場合は、「女の子・男の子と分かった上で可愛がりたい」という意味もあるようです。
感染症にならないため
「かゆい」という感覚を感じる月齢前にピアスの穴をあけることで、子供が触ってしまわないようにです。
かきむしったり、いじってしまうとそこからばい菌が入り、感染症にかかる危険性があるからです。

フィリピンは日本より衛生状態が悪いし、熱帯だから菌も繁殖しやすいもんね。
魔除けのため
魔物はキラキラ光る貴金属が苦手とされているからです。
昔は「赤ちゃんが病気にかかる」ということは「悪霊に憑りつかれる」ことだと信じられていました。
全ての災いや病気が、口・鼻・耳などの穴から入ると思われていたので、それを防ぐためにピアスを付ける文化が始まったとされています。

赤ちゃんは弱いから、すぐ病気になっちゃうもんね。
赤ちゃんを守りたいという優しい気持ちから生まれた文化でもあるんだね。
痛くないため
赤ちゃん自身、わけがわからないまま開けられてるのでびっくりして一瞬泣いてしまいますが、あとはニコニコしています。
こちらの動画の赤ちゃんも笑顔を見せる余裕ぶり!ピアスが付くと確かに女の子らしくなってとても可愛いですね。
見栄のため
フィリピン人はとても見栄っ張りな国民性を持ちます。そのため、「ピアスを出来る余裕がある」という見栄のためという理由もあります。
幸せの象徴が「お腹いっぱいご飯を食べられること」なので、子供が痩せていることは貧乏をアピールすることになります。
そのため、子供がぽっちゃりしている方が「親にとっては自慢」というほど見栄っ張りです。

「太る=醜い」と考える日本人とは、考え方が全く違うよねー。
ピアスしてないと「ピアスするお金ないんだ」と思われるから付けるってことか。
ビニャックの前にピアスの穴をあける
「ビニャック」の前にピアスの穴を開けることが一般的です。
ビニャックとは生後1~3か月ごろに受けるキリスト教の洗礼の儀式のことです。ビニャックを受けることでクリスチャンとして迎えられることを意味します。
なので、ビニャックを受けていないと悪霊が憑りつかれていると考えられるんです。

洗礼前にピアスを付けて、悪霊に近寄られないにするんだね。
フィリピンでは病院で開けるようなことはせず、赤ちゃんのお母さんがファーストピアスを直接ブスっと刺すか、縫い針をブッ刺します。
消毒した針と糸を使って穴をあけ、耳に通した糸を輪にしておく方法もあります。

さすがフィリピンらしいなんともワイルドなやり方!
こうやって生後すぐにピアスの穴を開けるので、ほぼ100%のフィリピン女性がピアスをつけているんですね。
次に私たち日本人が観光や留学に行ったとき、現地でピアスの穴を開けることは出来るのか見ていきましょう。
フィリピンでファーストピアスに挑戦
日本人が現地でピアスの穴を開けることは、もちろん可能です。
フィリピン人男性も日本人より高い割合でピアスの穴を開けているので、穴を開ける需要はあるんです。
男性の場合は日本人男性と同じようにおしゃれのためなので、ちょっとワルな子がしているイメージですね。

大好きなフィリピンアイドル「SB19」は全員ピアスしてるよ!
しかも結構ぶら下がるタイプが多いんだよね。
ファーストピアスを売っているお店ならどこでも出来ます。
「ファーストピアスを買いたい」と言えば、ピアス代のみで開けてくれるんですよ。
ピアスも金属アレルギー対策用があり、値段もわずか200ペソ(約455円)!
好みのピアスを選べば、油性ペンでマーカーを付け、耳とピアスを消毒してくれます。拳銃タイプのピアッサーでガシャンと一瞬で終わりますよ。

お店によっては消毒のせずいきなりってこともあるよ。
心配な人は、消毒液は持参を推奨するよ。
ファーストピアスはホールが完全に安定するまで1~3ヶ月はかかるので、気に入った物を選んでください。

左耳にピアスが多い方が幸せになれると言われれるよ。

左が奇数で、右が偶数の方がオシャレに見えるんだって!
参考にしてみてね♬
ここまで読んで、「痛いのは嫌!」「ばい菌が入らないか心配!」という方は、日本の皮膚科か耳鼻科で開けていくしかないです。
初めてのピアスは不安でいきなりフィリピンは怖いかもしれませんが、二つ目、三つ目という方にはオススメです。旅の記念に最高の思い出になりますよね。
まとめ
フィリピンの女の赤ちゃんがどうしてピアスの穴を開けているのか、現地で日本人でもピアスの穴を開けられるのかについて詳しくお話してきました。
最後におさらいしてみましょう。
【赤ちゃんがピアスの穴を開ける理由】
- 男女の区別をつけるため
- 感染症にならないため
- 魔除けのため
- 赤ちゃんなら痛くないため
- 見栄のため
【フィリピンでピアスの穴を開ける際の注意点】
- ファーストピアスを売っている店ならどこでも可能
- ピアス代のみで開けられる
- 店舗によって消毒する、しないがある
- 金属アレルギー用もある
- 麻酔はなく、ピアッサーで一発
フィリピンの女の子が、ピアスを開けている理由がこんなにたくさんあるとは驚きでしたね。
日本では「親に貰った体に傷をつけるなんて!」という考えがまだまだ残りますが、フィリピンのピアス事情にも納得させられる部分もありました。
まだピアスの穴を開けてない方、もっと開けてみようとお考えの方、ぜひフィリピンに行った記念に挑戦してみてはどうでしょうか?
ピアスでイメチェンした後は、ヘアスタイルやメイクにも挑戦してみてくださいね。
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