
フィリピンのゴキブリは噛むの?
遭遇しない対策はないの?
日本から持参すべきものは?
現地調達すべきものは何?
多少の健康被害があろうが「絶対に部屋でGに遭遇したくない!」と完璧な対策で挑みたい方にオススメの内容です。
こんにちは、うっきぃです。
晴れてフィリピンの大学生となった娘は、大大大のゴキブリ嫌いです。(死んだのを確認するまでその部屋には入れない。)
そのため、治安の悪いフィリピンでも最大に警戒しているのは、『ひったくり』ではなく『ゴキブリ』です。
フィリピンのゴキブリはデカい上に、セミ並みに飛ぶ&噛むという最強最悪のスキルを持ち合わせています。
そこで今回は、娘以上にゴキブリが嫌いな方のための徹底講座を公開!現地でなんとしても遭遇しないために以下の3段階の対策を考えていきます。
- 【第一段階】外部から徹底ガード
- 【第二段階】部屋のGを全滅させる
- 【第三段階】最後の自己防衛
名前も見たくない!という方のために、以降「G」と省略させていただきます。
また、視界にも入れないようにGのリアルな写真は一切使っていませんので、安心して読み進めてくださいね。それではさっそく見ていきましょう!
フィリピンのG事情
年中常夏で劣悪な衛生状態のフィリピンでは、Gにとって最高のパラダイス!
更に繁殖力も強いため、団体様で発見されることも多いんです。
現地のGは、日本のチャバネGに近い「チャオG(1.1~1.3cm)」と、日本国内最大級の外来種「ワモンG(4.0~5.0㎝)」の2種類が多く生息しています。

「フィリピンのGはデカイ」と言われるけど、九州の田舎在住のうっきぃ家ではワモンGが通常運転!
恐れるのはサイズだけではありません。その飛行距離もとんでもなく、10mは平気で飛びます。

しょえ~!
丸腰の風呂場で襲われたら死を覚悟するしかない。
さらに雑食性のGのエサの中に人間の角質も含まれます。
動かないときを狙われるため、就寝中に噛まれて雑菌が入り、入院までする羽目になる人もいるんです。
»【フィリピン医療費いくら?】病院事情を把握すれば現地診療も安心!

なんとGの噛む力は人間の5倍!
見た目以上に破壊力も半端ないね。
私たちを殺人的恐怖に陥れるGですが、現地のフィリピン人たちがどうやって退治しているのでしょうか?
原始的にホウキなどで叩いて殺すか、慣れてくると絶妙な力加減(中身が出ない程度)で素足で踏んで殺すといいます。

貧困家庭はその日の食事もままならないから、防虫グッズにお金を掛けられないよ。
ですが私たちは文明の利器を使って徹底排除することを選択しましょう!
外で遭遇するのは仕方ありませんが、外部からの侵入を徹底ガードすれば部屋に出現することは食い止められます。
【第一段階】外部から徹底ガード
屋内でのGの発生は、ほとんどの場合が外部からの侵入です。
なので、すき間を徹底的に塞ぎ、ドアや窓を開けっぱなしにする事は絶対にやめましょう。
フィリピンのGは飛行能力も高く、排水溝をよじ登る彼らに死角はありません!高層マンションでもGが飛来するんですよ。

バルサン焚けば一発だろ。
と安易に考えていましたが、バルサンは飛行機で持っていけないんです!なので生きたGと直接対決するしかありません。
ちょっとやそっとの効き目がある製品では到底太刀打ち出来ないので、「健康被害が多少あってもいい!」という強い意志がある方のみ、このまま読み進めてください。
バポナ(日本から持参)
引用先:アース公式HP
アース製品の「バポナ」が最強です!
キンチョーの「虫コナーズ」と同じようなイメージですが、こちらは第一類医薬品のため、薬剤師を経由しないと購入できないスペシャル版なんです。

防虫作用どころか、殺虫作用まであるから超強力‼
あまりに強力すぎて、人体にも影響があるほどなので使用方法にはくれぐれも注意してください。
危険度が高いため、いつもいる空間にぶら下げることは出来ません。以下のようなたまに行く程度で、風がない空間に設置する必要があります。
引用先:アース公式HP

トイレや排水溝など水回りに重点的に貼ると効果的だよ。
日本でしか手に入らないから、たくさん持って行ってね。
店頭で薬剤師から買わなくても、ネットで以下の要領で手軽にどこでも購入出来ますのでご安心ください。
引用先:Amazon
にっくきGだけではなく、ハエや蚊にも効果的なので、まさにフィリピン滞在にピッタリ!
これで水回りからの侵入は完全にシャットアウト出来ますよ。
Baygon Chork(現地調達)
引用先:Baygon公式HP
なんと、チョークで囲うだけでGが侵入出来なくなるという、画期的すぎる製品がフィリピンにありました!
ニオイがありますが、上のホームページでも料金はわずか41ペソ(約89円)と激安なのに効果バツグンなんです。
さらにチョークの線が消えなければ持続効果は半年というから驚きです。
Gだけでなく、アリなどがチョークの上を歩くだけで死んでしまうほど効果テキメン!
ベッドの周りを囲っておけば、這い上がってくる虫たちをガードすることが出来ますよ。

問題は飛んできたGには対応できないってことだね。
激安な上に、ペットが舐めたくらいではなんともないという安全性も嬉しい!独特なニオイがありますが、コスパ&効果は最高です。
【第二段階】部屋のGを全滅させる
第一段階で、かなり侵入が防げる状態になったはずです。
次は、部屋にいるGを徹底的に抹殺しなければいけません。ホイホイ的なものはフィリピンには売っていませんし、ホコリが多い土地なので役に立ちません!

それにGホイホイはハエや羽ありを食べてくれるGecko(ゲッコーと呼ばれるヤモリ)も捕まえちゃうから、フィリピンには不向きなんだよ。
第二段階の「部屋のGを全滅させる」方法がこちら↓
ブラックキャップ(日本から持参)
フィリピン在住者から絶大な支持を得ているG対策グッズと言えばアース製品の「ブラックキャップ」!
餌を食べたGが巣に戻って、そのGのフンや死骸を食べたGも駆除できるので、簡単に一網打尽に出来ます。卵、幼虫、成虫にも効き、その効果も1年と長持ちするのがまた嬉しいですよね。

一気に1箱使うと効果倍増だよ。
ブラックキャップがなくなっても大丈夫!
フィリピンにも似た商品はありますよ。ですが、意外に高級品で日本で買って持っていくのとあまり変わらないんです。
やはり日本製の方が効果があるので、なるべく日本から持参した方がよさそうですね。

残った食料が密閉容器や冷蔵庫にすぐ入れておこう。
ゴミはニオイが出ないように捨てるなど、Gが発生しない環境づくりも大事だよ。
【第三段階】最後の自己防衛
第二段階まで来れば、もうGとの遭遇率はほぼないと考えられます。
ですが、万一に備えて最後の「武器」として揃えておいて欲しいのが、これから紹介する2点です。
蚊がいなくなるスプレー(日本から持参)
キンチョーの「蚊がいなくなるスプレー」を就寝前にプッシュすれば、蚊だけでなくGにも絶大な効果があります。
朝になったらひっくり返って死んでいたという目撃情報も多数!
スプレー缶は「引火性あり」と判断されて飛行機で没収されそうですが、虫除けスプレーは「医薬品・医薬部外品」に該当するので機内持ち込みOKなんですよ。

液体物持ち込みのルール(100㎖以下、規定サイズなど)はきちんと守ってね。
心配なら預け入れ荷物なら間違いないね!
このスプレーもかなり強力なため、飼っていた金魚が死んだとの投稿もあるほどです。
人体には無害なようですが、虫以外の小動物には影響がないとは言えませんので、注意して使ってくださいね。

Gチョークで地上をガードし、蚊がいなくなるスプレーで空からの攻撃も防御。
これで就寝中にGに襲われることはないな。この勝負、いただいた!
Baygon殺虫スプレー(現地調達)
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「いやいや、まだ心配‼武器が欲しい!」という方の必須アイテムが、驚異の殺傷能力を誇る殺虫スプレー『Baygon(バイゴン)』。

命中した途端、打たれたみたいにご臨終。まさしく秒殺!
神経毒スプレーなので、相討ち覚悟で使用してください。代謝ですぐに体外に出されると説明書きにありますが、人体に全く影響がないとは言えません。

パニックを起こして何度も噴射すると目も喉もやられて自爆する危険あり!
一発で仕留められるよう、一旦深呼吸!
Kwik(クウィック)という殺虫スプレーも人気です。
どちらもスーパーで大きさや種類によりますが200~300ペソ(約436~654円)程度で購入出来ます。
ホテルの客室にも常備されているほど、フィリピンでは信用度No,1!お守りとして、必ず常備しましょう。
まとめ
フィリピンでGと遭遇しないための徹底対策について、段階別にお話してきました。
最後にもう一度、ポイントをおさらいしておきましょう。
- すき間を徹底的に埋め、食べ物の管理に注意
- アース製「バポナ」で水回りからの侵入を防御
- Baygon製「チョーク」で侵入を防御
- アース製「ブラックキャップ」で巣ごと退治
- キンチョー製「蚊がいなくなるスプレー」で就寝中も安心
- Baygon製の殺虫スプレーで対決
これ以上の対策はない!と言えるほど最大限の対策をご紹介しました。
また、短期留学などで時期を選べる方は、6~11月頃の雨季を避け、なるべく12~5月頃の乾季にしましょう。
それだけでもかなり遭遇率は変わってきますよ。
これだけ対策すれば、フィリピン留学も安心です。素敵なエージェントを利用して有意義な留学生活を過ごしましょう。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。