
オンライン留学は意味ないの?
どんな人に向いてるの?
メリットとデメリットは何?
こんな疑問を持つ、オンライン留学に意味がないのか知りたい方にオススメの内容です。
こんにちは、うっきぃです。
コロナ禍になり、何もかもが一気にオンライン化をすることになりましたね。
その結果、【オンライン】と【留学】という一見相反するものが一体になった『オンライン留学』という新しいものも生まれることになりました。
「潰れそうな語学学校が生き残るために出した苦肉の案」「リアル留学のような効果が望めないのに費用が高い」など否定的な意見も多い中、オンライン留学への注目度は高まるばかりです。
実際、オンライン留学に意味があるのか詳しく見ていこうと思います。
この記事で分かるのはこんなことです。
- オンライン留学は新しい語学学習のカタチ
- オンライン留学に意味はある
- メリットとデメリット
- 向いているのはこんな人
それではさっそく見ていきましょう。
オンライン留学は新しい語学学習のカタチ
オンライン留学は、インターネットを通じて世界各国の授業を日本にいながらリアルタイムで受けられる新しい語学学習のカタチです。
コロナ禍で多くのオンライン留学プログラムが開講され、2021年3月16日~29日に調査された意識調査でもその関心の高さが伺えます。
引用先:トビタテ!留学JAPAN
なんと、大学生の7割近くがオンライン留学に興味があると回答。
「リアル留学」や「オンライン英会話」と比較されることも多い『オンライン留学』について、まずはそれぞれの違いをまとめてみましょう。
リアル留学との違い
- 現地の文化体験、観光が出来ない
- 友達との交流が制限される
- 24時間英語漬けになれない
オンライン留学では、留学の醍醐味ともされる現地体験は出来ません。
「オンライン留学は意味がない」と言われる一番の原因が、バーチャルだからこその弊害です。
当然、ネット上で友達になっても一緒に遊びに行って仲を深めることも出来ません。

私もオンラインでフィリピンの大学に留学してるけど、フィリピンの友達同士はカフェで一緒に勉強したりしてるんだよね。SNSにアップしてあると、ちょっと疎外感感じるー。
グループチャットやライン電話で仲良くは出来ますが、それ以上の交流はリアルと違って制限されてしまいます。そこは寂しいところですね。
また、授業時間以外は日本にいる日常なので、現地滞在と違って英語漬けの環境になることはありません。

英語力の伸びだけが目的なら、オンライン留学は絶対にリアル留学いは勝てないよね。
現地と同じように予習復習に力を入れたとしても、テレビの音声や買い物での会話など、小さなことからすべてを現地レベルまで持って行くことは不可能ですよね。
留学出来ないからと、オンライン留学に代替することは出来ないということになります。
オンライン英会話との違い
- マンツーマンではない
- 国際交流が出来る
- コーチング要素がある
フィリピンの語学学校に代表されるように、オンライン英会話の売りは「講師とマンツーマンレッスンが出来る」ということです。
ですが「オンラインで世界中の人と一緒に英語の授業を受ける」ことが目的の一つであるオンライン留学にはその要素はありません。

オンライン留学にはいろいろな形があるけど、「海外大学の講義をリアルタイムで受講する」ことを指すことが多いよ。
多国籍の人と一緒に授業を受けるので、グループワークやディスカッション、意見投稿できるアプリを使うなど様々な方法で国際交流が可能です。
またオンライン英会話は1コマ25分と短く、毎回好きな時間に予約して学べるという手軽さがありますが、カリキュラムが管理されていません。

オンライン英会話はマンツーマンで格安だけど、講師の質のバラツキやコーチング要素がないんだよね。
オンライン英会話では、学習管理が徹底されたオンライン留学と代替出来ないということになりますね。
オンライン留学に意味はある
リアル留学とも、オンライン英会話とも代替することの出来ないオンライン留学ですから、当然2つとは別の存在理由があります。
その理由がこちら↓↓↓
- ゲストティーチャーの講義が聞ける
- 大学の単位が取れる提携校も増えている
- 海外への関心が深まり、リアル留学が増加
リアルでは難しかった、その道の権威の先生など海外からリアルタイムで講義を受けれるようになりました。

講義を受ける側も、ネット環境があれば出先でも好きなところで受講できるもの大きいよね。
当初否定的だった大学側も、長引くコロナ禍でオンライン留学の価値や可能性を見出し始めました。海外の大学と提携して、単位の互換を認める動きも出始めたのです。

オンライン授業を強いられていた大学生にとって、オンライン留学にマイナスの要素ななくなったということだね。
学生側もリアル留学を諦めるわけではなく、コロナ明けの延期に踏み切る人が大半です。
逆に今までそこまで留学を意識していなかった学生が、オンライン留学を経験することで現地に興味を持ち始めています。

リアル留学が再開しても、オンライン留学と住み分けをして共存する形になるよ。
大学の講義における「意味あるオンライン留学」に焦点を当てましたが、他の語学学習としてのオンライン留学にもたくさんのメリットがあります。
その特徴を理解するために、メリットとデメリットについても詳しく見てみましょう。
オンライン留学のメリット
たくさんのメリットがあるので、1つずつ説明していきます。
- 事前準備の必要がない
- 治安や衛生面で心配がない
- 日常に組み込める
- オンラインコミュニケーション能力が身につく
- 専門分野を英語で学べる
事前準備の必要がない
日本で今までと同じ環境で学べるため、渡航準備関係が一切必要ありません。
パスポートやビザ、海外送金やクレジットカード、海外保険や予防接種などリアル留学ともなると想像以上に準備に時間がかかります。

予防接種だけでも数回打つ必要があったり、取り寄せだったりして時間かかるよ。
留学には接種証明が必要な場合もあるから時間も費用も結構負担になるんだよね。
»フィリピン留学に必要な予防接種は3種類【費用・回数・注意点】
現地の滞在場所を探したり、労力もコストも時間も削減できるため大きなメリットと言えます。
治安や衛生面で心配がない
世界一安全で綺麗な国と言われる日本に住んでいる以上、今より治安のいい場所に留学するのは実質不可能と言えます。

東南アジアはトイレやゴキブリなどの虫に悩まされるもんね。
»【フィリピンのトイレ】どう使うのが正解?準備次第で攻略できるよ!
»フィリピンのゴキブリは噛む⁉【3段階で挑む】遭遇しない最強の対策
清潔な慣れた環境の方が勉学に集中できるという人にとって、オンライン留学は最適な方法ですね。
日常に組み込める
今までの生活を調整して、パソコンに向かう時間を捻出すればいいだけなので、日常に組み込むことが出来ます。
長期でリアル留学となると、休学や退職をして現地に渡航しなければいけません。オンライン留学なら時間もリスクも負う必要がないのは大きなメリットです。

語学学校なら2~3週間集中的に学べるコースが人気!好きな時間に1日に2~3時間カスタマイズして受講できるから、社会人や主婦も気軽に申し込めるんだね。

オンラインでフィリピンの大学講義受けてるけど、空きコマにバイト行ったり、車校も行けたよ。現地に行ってたらいつ免許取れたか分からないから、良かったよ。
現地を体験できない分、日本でアルバイトを継続してオンライン留学費用を稼ぐことも出来ます。
留学を諦めていた社会人や主婦の方でも、空き時間を有効に使える語学学習の方法としても人気になっています。
オンラインコミュニケーション能力が身につく
コロナ禍で世界のオンライン化が定着した現在、今後あらゆるシーンでオンライン上でのコミュニケーション能力が必須になってきます。
対面とはまた違うスキルが必須になってくるのです。

オンラインだと気づきにくい、空気を読む力も身につくね。
対面とは違う感覚を経験しておけるのは大事だよ。
就活や仕事でも今後はオンラインと切っても切れない状況になります。
その経験を人より先に実践しておけば、大きな差が付くことは明白ですね。
専門分野を英語で学べる
英語だけでなく、ITなどネット上で開講されている専門分野を英語を使って学べる環境はなかなかありません。
以前、タイの英語留学でゴルフ留学や、ヨガ留学、タイマッサージ留学などプラスアルファが学べる留学についてご紹介しました。
»【タイの英語留学が超穴場】セブ留学以上のおススメポイント5選!

オンライン留学でも最先端の留学方法として「IT留学」が今大人気になっています。
現在の必須スキルと言われる【英語】と【IT技術】を同時に学べるためオンラインだけでなく国内留学としても注目を浴びています。

現地で学ぶだけじゃなく、フィリピンの語学学校でオンラインコースも新設されてるからチェックしてみてね↓↓↓
»【IT留学で勝ち組】フィリピン留学だけじゃない!国内という選択肢

オンライン留学のデメリット
メリットの多いオンライン留学ですが、以下のようなデメリット面もあります。
- ネット環境が不安定
- 時差に悩まされることがある
ネット環境が不安定
娘の留学先のフィリピンはネット環境が悪く、台風などの自然災害も多いため講義が中止になることも多いです。

その上、計画停電もあるんだよね。
講義がどんどん減らされて課題で対応してることも多いよ。
授業が始まる前も、教授がきちんと配信されているか学生に確認します。
学生側もネット回線が不安定なため講義を見れないだけでなく、課題の動画を送れないこともあります。

マンツーマンのオンライン英会話なら代替えも可能だけど、オンライン留学の場合自分だけ繋がらなかったら代替えは出来ないもんね。
時差に悩まされることがある
世界中の講義をリアルタイムで受けられるということは、必然的に時差と戦う必要が出来てます。
フィリピンやブリスベンなどは1時間でほとんどかわりませんが、アメリカなら12時間、イギリスなら9時間の時差があります。

授業によっては昼夜逆転してしまうこともあって、やむなく履修を諦めるという人もいるよ。
日本の大学の授業と同時進行の場合は、身体的にも肉体的にも厳しいということが出てきます。
リアル留学に比べて時間的な制約は短いですが、その時間帯がどのタイミングになるかまで考えておく必要がありますね。
オンライン留学に向いている人
今までの特徴を踏まえて、どんな人がオンライン留学に向いているのかまとめてみましょう。
- オンライン英会話では物足りない人
- 一人ではモチベが続かない人
- 英語でプラスアルファも学びたい人
- 空き時間を有効に使いたい人
- リアル留学前に英語力を高めたい人
語学学校へのオンライン留学を決めた場合、単語や文法など記憶系に試験対策を習っても意味はありません。
リスニングとスピーキングに効果があるので、日常英会話を学びたい人には最適です。ですがTOEICは独学で学べる部分が多く、授業とダブることが多いのであまり向いていません。

資格の勉強ならIELTSが一番オンライン留学に向いてるよ。
私はIELTS6.5まで伸びたから間違いない!
まとめ
オンライン留学は意味がないのか、オンライン留学の特徴はどんなものなのかについて詳しく見てきました。
最後にポイントをおさらいしてみましょう。
コロナ禍で生まれたオンライン留学。
ですが今では一つのジャンルとして確立しつつあります。コロナが収束した後もオンライン留学は時代とともに共存し、進化していくことでしょう。
経験としてオンライン留学を体験することにデメリットはありません。コロナ禍で時間がある今だからこそ、ぜひ挑戦してみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。