
東南アジアで人気のロングステイ先はどこ?
どうしてその国が人気なの?
そんな疑問を持つ、海外ロングステイを検討中のあなたにおススメの記事です。
こんにちは、うっきぃです。
「海外でのんびり優雅に暮らすのが夢!」という方は多いですよね。
沢山の日本人が期待に胸を膨らませて海外に飛び立っています。どこの国が人気なのか、最新の「ロングステイ希望国」の調査をもとに人気の理由を考察していきます。
希望都市の生活費や治安ついてはこちらの記事を参考にしてください。希望条件を入力するだけであなたにぴったりの予算を計算してくれますよ。
»【海外長期滞在】条件入力で自分専用の国別予算が一発で分かる!
この記事で分かることは、以下のランキング国の人気理由についてです。
- マレーシア
- タイ
- フィリピン
- 台湾
- インドネシア
- ベトナム
番外編として、西アジアに位置する(国民はヨーロッパだと主張)ジョージアも同等の物価で生活できるのでご紹介します。四季や温泉もあり、日本人におすすめの国なんですよ!
≫【ジョージア移住】条件改悪!それでも滞在してみたいその理由とは?

それではさっそく見ていきましょう!
東南アジアで人気のロングステイ国TOP6
まずは以下の表をご覧ください。最新の日本人が選んだロングステイ希望国ランキングです。
引用先:一般財団法人ロングステイ財団「ロングステイ希望国・地域2019」
上位3か国は不動の人気ですね。理由も気になります!

東南アジア勢の勢いがすごいね!
アメリカはついにランキング圏外になってるよ。
- マレーシア
- タイ
- フィリピン
- 台湾
- インドネシア
- ベトナム
- シンガポール
10ヶ国中、7ヶ国がランクインするとは東南アジアの勢いには驚かされますね。
移住となると切っても切れないのが英語力です。どこの国でも自分の意志を伝えることが出来るツールとして英語力を上げておく必要があります。
ですが欧米圏に行くわけではないので、相手国もそれほど高い英語力があるわけではありません。

フィリピンの大学に通ってるけど、みんな簡単な英語を駆使して話すよ。
スピードも遅いし、分かりやすいよ。
気軽に最低限の英語を取得するなら、スマホで空き時間に気軽に学習できる「Global Language」が最適です。
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それではそれぞれの国について人気の理由を見ていきましょう。
※シンガポールは物価が高く、他の国とは一線を画するので今回は比較対象から外しています。
人気国TOP6の特徴
東南アジアで人気のロングステイ先を、上位からおススメポイントについてご紹介します。
ロングステイとなると、ビザ期間についても重要なポイントになってきますので、その辺まで深掘りしてじっくり見ていきましょう!
第一位 マレーシア
東南アジアでは治安がトップクラスにいい国です。

マレーシアより治安がいい国は、日本・シンガポール・ブータンのみ!
それでも軽犯罪は多発してるから注意は怠らないでね。
物価に関しても、世界の生活費指数ランキング90位/138ヶ国(2021年NUMBEO調べ)で、日本の4分の1程度で済みます。ちなみに日本は同じランキングで7位です。
2011年の東北大震災以降、海外移住を考える日本人が増え、ここマレーシアも震災翌年には2倍の移住者が殺到しました。
なぜならマレーシアには地震がなく、世界でも天災リスクの低い国だからなんです。
国民性も親日的で、日本人に好意的と答えた人の割合はなんと84%!訛りがあるとはいえ、英語が通じることも日本人にとってはポイントも高いです。
また、近年では移住者が増えたことによって日本語が通じる病院や施設も増えてきました。

一番のポイントは家賃の安さが世界一と言われているほど安いこと!
airbnbで検索すると1ヶ月2万円台もゴロゴロあるよ!
銀行の定期預金が3%と高金利なこと、税金の安さからマレーシアで不動産投資をする人も増えています。
長期滞在で一番気になるのは、ビザですよね。マレーシアはノービザで3ヶ月滞在出来ます。ですがリタイヤメントビザとなると富裕層向けになるので、取得はなかなか難しいですね。

マレーシアの10年有効のリタイヤメントビザは1,000万近い預金残高に毎月27万円の収入証明がいるから敷居が高い!
»移住人気1位を独走中!マレーシアの生活ってそんなにいいの?

第二位 タイ
3ヶ月以内のロングステイも入れると、タイ移住の日本人はなんと10万人以上!
世界の生活費指数ランキングでは65位/138ヶ国(2021年NUMBEO調べ)で、物価はバンコクなら日本の2分の1程度、チェンマイなどの地方都市では3分の1程度です。
バンコクのスクンビットエリアには、日本語だけで生活出来る日本人街があります。治安もよく、時差も2時間な上にLCCなら往復2万円台からチケットが手に入るのも大きなメリットです。

日本人の多さは安心感につながるね。
移住者が多いから、失敗談を含めて情報が手に入るのも大きなメリットだよ。
マレーシアやインドネシアでは宗教の関係から犬の散歩をすることが出来ませんが、タイは大丈夫。ペットOKの物件や、日本語で対応してくれる動物病院やドッグカフェもあるんですよ。

ペットと暮らしたいならタイ一択だね!

タイの大きな病院では日本語も通じるよ。
日本同等の医療を受けられるから、老後移住で人気なのも納得!
日本で国民健康保険に加入していれば、自己負担で支払っても帰国後手続きをすれば3割負担分以外は戻ってきます。
他国に比べてリタイヤメントビザのハードルが低いのも人気の決め手です。
ノービザなら1ヶ月しか滞在できませんが、50歳以上なら80万バーツ(270万円程度)の預金維持か、年金受給を条件に1年のリタイヤメントビザが取得できます。また、その後1年の延長が可能なんです。

タイなら一般人でもリタイヤメントビザに手が届く!
2年の長期滞在が可能だよ。
»【移住人気2位タイ】バンコクの生活ってどんな?注意点が知りたい!
»【チェンマイ移住】海外生活のハードルの低さが魅力!人気の秘密6選

第三位 フィリピン
英語が公用語なので、東南アジアの中でずば抜けて英語力が高い国です。
ビジネス英語が世界一の国で、アメリカ企業もコールセンターをフィリピン拠点にしているくらい、英語力には定評があります。

「海外で生活するなら英語も覚えたい」という人はフィリピン一択だね。
セブ島のコスパ最強と言われる語学学校「MeRIZE」がおススメです。基礎から日常会話を学びたい方にも完全オーダーメイドに対応しています。
もちろんオンラインで完結も出来ますし、セブで一番オシャレと言われる語学学校で落ち着いて留学することも出来ます。マンツーマンでのトータルコーディネイトも可能なので、ぜひ無料カウンセリングに申し込んでみて下さいね。
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フィリピンの世界の生活費指数ランキングでは85位/138ヶ国(2021年NUMBEO調べ)と、日本の4分の1程度の物価です。
食事に関しては、脂っこい料理が多く、タイ料理の方が日本人の口には合います。

とにかく揚げ物が多いんだよね。
健康な食事を重視する人は、フィリピンは除外したほうが賢明だよ。
治安はマニラ以外は比較的悪くはありません。マニラの中でも外国人エリアは非常に安全な地域です。
リゾート地として人気のセブは、1年を通して平均28℃ほどで雨季もなく、非常に過ごしやすい気候です。

私が行くバギオは、年間通して23℃程度!
エアコン代がかからないから、電気代が高いフィリピンではかなりのメリットだね。
ビザに関しても、ノービザでの滞在期間は1ヶ月ですが、観光ビザの延長を繰り返せば最長3年も伸ばせます。ですが費用も結構かかり、2ヶ月ごとに1万円程度は考えておかなければいけません。
ビザ延長に手間とコストはかかるものの、日本に一度でも帰国すれば、また最初からスタート出来ます。

ビザランは規制が厳しいから、ここぞというタイミングで帰国するのが一番怪しまれない方法だよ。
自由に期間を決められるので、ロングステイのしやすさはNo,1ですね。
第四位 台湾
ノービザで90日間滞在できる上に、ビザランの規制がありません。
ビザランとは滞在期間内にその国を出入国して滞在期間を延長させることで、他国ではかなり規制が厳しくなっています。

フィリピンでも厳しくて、ここぞというタイミングでビザランする人が多いよ。
一番怪しまれない方法は帰国だね。
ビザランをする場合、安い時期なら1万円程度で往復出来るので、近場の香港が人気です。
また、55歳以上のロングステイビザも比較的取りやすいことも人気に秘密ですね。5万USドル(500万円程度)の残高証明があれば、180日間滞在出来ます。
ビザラン出来るので、ロングステイビザにこだわる必要はありませんが、持っていれば現地の医療保険が受けられるメリットがあります。

部屋を探すときもビザがあるとないとでは全然違うよ!
台湾は温泉もあり、治安がいい上に親日の国なので日本人にとってはとてもうれしいポイントです。
また食べ物も日本人の口に合うこと、高齢者は日本語を理解できる人も多いこと、かなりの割合で英語を話せる人が多いことも人気の理由ですね。

日本人移住者が増えてきたから、日本語対応の病院もあるんだよ。
他の東南アジアと比べると物価は高めだけど、メリットも多いね
世界の生活費指数ランキングでは33位/138ヶ国(2021年NUMBEO調べ)で、台北は物価が高く、日本の2割程度しかお得感がありません。
最初にご紹介した関連記事にあるNUMBEOを使って料金比較をしたところ、台北と高雄では生活費が36,000円も差が出る結果となりました。

ビザ費用のかかるフィリピンと高雄なら、その差はほとんどなくなるね。
第五位 インドネシア
バリ島を代表する観光地です。
1年を通して20~30℃と温暖な気候な上に、物価も今回ご紹介する国の中で一番安いんです。なのでエアコンを24時間つけっぱなしでも、電気代は月5,000円程度しかかかりません。
世界の生活費指数ランキングでは97位/138ヶ国(2021年NUMBEO調べ)でした。

観光客向けで割高だけど、丸亀製麺、CoCo壱番屋、吉野家、すき家、リンガーハットなどの日本食レストランもあるんだよ!
親日でフレンドリーな国民性に加え、また、大型の総合病院では、外国人に対応した病院もあります。
インターネットも普及してきて、速度は遅いですが、無料wifiもあるんですよ。

内陸部には「ロスメン」っていう民宿が多くて安く滞在出来るのもポイント高いね。
観光ビザでも到着した段階で空港で有料(35$)のものを取得しておけば、入国管理局で延長手続きをすることで60日まで滞在出来ます。
また、ビザランが年2回まで出来るので、東南アジアを周遊したい人にはおススメです。
リタイヤメントビザは高額で富裕層向けですが、ソシヤルブダヤビザはインドネシア国籍の知人がいれば、4回の延長で最大180日まで滞在することが出来ます。

ビザ延長はエージェントに頼んでも7,000円程度で出来るので、インドネシア人の知り合いがいなくても安心してね。
一度国外に出てしまうとビザは失効してしまうので注意が必要です。
日系企業が多く進出してきているので、日本人向けの求人もあります。仕事に就いて、就労ビザを獲得するというのも一つの方法ですね。
第六位 ベトナム
「日本人が選ぶロングステイ希望国TOP10」に初めてランクインしたベトナム。
治安も良く、物価の安さもトップレベルで、世界の生活費指数ランキングでは95位/138ヶ国(2021年NUMBEO調べ)となりました。

都市部でプール付コンドミニアムが2万円台で借りられるという夢のような国だよ~!

イオンモールやコンビニもあるから、日本食材も手に入るし、日本食レストランもあるんだよ。
市場では日本の1割程度で食材が購入出来たり、病院も最新技術を備えたクリニックもあります。
ホーチミンには日本人の医師や看護師、通訳もいる病院があるので、在住者には心強いですね。
他の国のように、ロングステイビザやリタイヤメントビザはありませんが、日本で観光ビザを延長しておけば90日まで滞在することが出来ます。
マルチブルビザ(3ヶ月50USD)は出入国が自由で、シングルビザ(3ヶ月25USD)は一度出国すればビザが失効してしまいます。

どっぷり3ヶ月ベトナムにロングステイするだけなら、シングルビザで十分だね。
日本食レストランに置いてある、日本語フリーぺーパーに載っている代理店で手続きすれば、ベトナム国内で2回まで延長申請することが出来ます。
しかし注意点が一つ!「183日ルール」があって、年間半分以上ベトナムに滞在すると納税義務が発生するということです。

半年滞在が上限ってことになるね。
»【老後は海外移住】ベトナムプチ移住が人気上昇中!デメリットは何?

まとめ
東南アジアで人気の「海外ロングステイ国」についてお話してきました。
なぜその国が選ばれるのか、またビザはどれくらいあるのかなど、あなたが海外に長期滞在したいと考えたときに必要な情報が盛りだくさんだったと思います。
最後に各国のポイントを整理してみましょう。
【マレーシア】
- 天災リスクが低い
- 物価が日本の4分の1
- 治安が良く、親日国
- 家賃が世界一安い
- ノービザで3ヶ月滞在できる
【タイ】
- 物価は日本の2分の1~3分の1
- 日本人が多いので情報が入りやすい
- 医療技術が高く、日本語も大丈夫
- ペットOKの物件、日本語OKの動物病院がある
- リタイヤメントビザ(日本円で270万程度の預金維持)で最長2年滞在できる
【フィリピン】
- 英語力がずば抜けて高い
- 物価は日本の4分の1
- マニラ以外は治安は悪くない
- 観光ビザを延長すれば最長3年滞在できる
- バギオなら年間通して平均23℃程度なのでエアコン要らず
【台湾】
- 治安が良く、親日国
- 病院は日本語対応できるところがある
- 食べ物がおいしい
- ノービザで90日滞在でき、ビザラン規制なし
- 55歳以上なら日本円で500万程度の残高証明で180日滞在できる
【インドネシア】
- 物価は最安
- 親日国でフレンドリーな国民性
- 日本人向け求人が多い
- 観光ビザを延長すれば60日滞在できる
- ソシヤルブダヤビザなら最大180日滞在できる
【ベトナム】
- プール付きコンドミニアムが2万円台で借りれる
- ホーチミンには日本人医師や看護師がいる
- 日本食レストランは日本と同じレベル
- 日本で事前に観光ビザを延長すれば90日滞在できる
- ベトナム国内で2回ビザ延長が出来る
どの国も甲乙つけがたい魅力がたくさんですね。気になる国があったら、まずは1週間程度現地に行ってみることをおススメします。
その際は、海外旅行保険が持っているだけで適用されるエポスカードが必須です。
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日本人に人気があるからと言って、自分に必ず合うとは限りません。日本より間違いなく不便ですし、困難なことだらけでしょう。
それでも挑戦したいと考えられるあなたは素晴らしい!興味を持った今がチャンスです。
「いつかは海外ロングステイしたい」と考えているなら、それはきっと今です!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。